くら寿司とちいかわのコラボが突然中止となり、気になるのが大量に用意されていたグッズの行方です。
特に、まだ配布が始まっていなかった寿司皿や、わずか2日で配布中止となった湯呑みはどうなるのでしょうか。
公式発表や過去のくら寿司の対応、キャラクターグッズの扱いをもとに、廃棄や再配布の可能性を考察します。
この記事を読んでわかること
- 中止になった寿司皿と湯呑みは廃棄されるのか
- くら寿司の損害はどのぐらい?
- くら寿司×ちいかわのコラボは今後も続く?
【くら寿司×ちいかわ】中止になった寿司皿と湯呑みは廃棄?
寿司皿や残った湯呑みの扱いについては、くら寿司からは発表されていません。
くら寿司は2026年9月5日、ちいかわコラボを翌6日の営業開始から中止すると発表しました。
中止対象には、ビッくらポン!の景品だけでなく、オリジナル湯呑みや寿司皿も含まれています。
しかし公式発表には、配布されなかったグッズを今後どう処理するのかについての記載はありません。
(参照:くら寿司「ちいかわ」コラボキャンペーンの中止について)
寿司皿100万人分は配布前に中止・湯呑みの残数は不明
寿司皿は配布開始前に中止となりましたが、100万人分すべてが製造済みだったかはわかっていません。
今回の先着プレゼントは、
- 第2弾「オリジナル湯呑み」全4種類・合計先着100万人
- 第3弾「オリジナル寿司皿」全4種類・合計先着100万人
が予定されていました。

100万人分!

ちいかわは大人気だからね
湯呑みは9月4日から配布が始まりましたが、9月6日の営業開始から中止となったため、配布されたのは実質2日間です。
何個配布され、どれだけ残っているのかは公表されていません。
一方、寿司皿は9月18日から配布予定でした。
そのため一般客には1枚も配布されないまま中止となっています。
ただし、「先着100万人分」というキャンペーン予定数は公表されていても、100万人分すべての寿司皿がすでに製造されていたのか、全国の店舗へどこまで配送されていたのかまでは明らかになっていません。(参照:くら寿司「ちいかわ」×くら寿司コラボキャンペーン) (くら寿司)

そうかー。すでに用意されていたわけでもないかもしれないね
残ったコラボグッズをくら寿司だけで自由に処分・転用できない?
ちいかわのデザインが入ったグッズだけに、くら寿司の判断だけで別の用途へ回せるとは考えにくいです。
キャラクターを使ったキャンペーンでは、通常の販促品とは違い、権利者とのライセンス契約が関係します。
小学館集英社プロダクションのライセンス事業の説明では、キャラクターをキャンペーンやイベントに使用する場合、使用目的や期間、媒体などによって条件が決まり、オリジナル販促グッズにも使用料が発生するとされています。
さらに、キャラクターを使用した商品や宣伝物は監修の対象です。
(参照:小学館集英社プロダクション「よくあるご質問」) (小学館集英社プロダクション)
また、JR東日本企画のキャラクターライセンスに関する解説では、商品化契約では製造数や販売経路だけでなく、契約終了後に残った在庫の販売期間や廃棄方法まで取り決めると説明されています。 (オンライン相談)
もちろん、これは今回のちいかわとくら寿司の契約内容そのものではありません。
ただ、余った寿司皿を「別のキャンペーンで配ろう」「店頭で販売しよう」と、くら寿司だけで自由に決められる商品ではないことはわかります。
廃棄となるとライセンスや、廃棄料金や違約金などでくら寿司は相当の損失になりそうです。
廃棄以外なら保管や返却などの可能性もある
現時点では廃棄だけでなく、いったん保管したうえで関係各社と処理方法を決める可能性もあります。
企業の販促品は、配布できなくなったからといって、その場で従業員などが自由に処分できるものではありません。
花王のコンプライアンス資料には、キャンペーンで配布しきれず余った販促用ぬいぐるみを例に、会社で定めた最終処分の規程に従って処理する必要があると記載されています。
この事例では廃棄が予定されていますが、重要なのは「余ったから自由に扱えるわけではない」という点です。
(参照:花王「ビジネス コンダクト ガイドライン ケースブック」)
今回も、
保管したまま今後の対応を協議する
契約に沿って処分する
権利元などと別の扱いを決める
といった方法が考えられます。
一方で、最終的に廃棄となる可能性もあります。
現段階でわかっているのは、くら寿司が廃棄を発表していないというところまでです。
今回のグッズは再販になる可能性はあるのかについては下記の記事で
▶︎ 【くら寿司×ちいかわ】コラボ再開はある?来店予約はいつまでキャンセルできる?
コラボ中止でくら寿司の損害は?
くら寿司は今回のコラボ中止による損害額を公表していませんが、グッズの製造費だけでなく、広告・販促費や売上への影響など、損失は広い範囲に及ぶと考えられます。
寿司皿や湯呑みなどの製造・販促費
今回中止になったのは、寿司皿や湯呑みだけではありません。
ビッくらポン!のフィギュア・缶バッジ・アクリルマグネット、コラボメニュー、レシート応募キャンペーン、3店舗の特別装飾なども9月6日から中止となりました。
テレビCMについても、キャンペーン終了後しばらくは「実施中」という内容の放送が続くと、くら寿司が発表しています。
これらにはグッズの製造費だけでなく、デザイン制作、広告、店舗装飾、全国の店舗へ景品を送る物流などにも費用がかかっています。
ただし、寿司皿100万人分がすべて製造済みだったのかなど、製造数や原価は公表されていません。
そのため、グッズだけで何千万円、何億円といった損害額を計算することはできません。
寿司皿だけでも30億円分の会計に結びつく企画だった
今回の先着プレゼントは、税込3,000円の会計ごとに1点もらえる仕組みでした。
9月18日から配布予定だった寿司皿は先着100万人分です。
単純に計算すると、
3,000円×100万人=30億円
となります。
つまり寿司皿100万人分がすべて配布されれば、少なくとも30億円分の対象会計に結びつく規模の企画でした。
さらに湯呑みも同じく先着100万人分だったため、2企画を合わせると最大60億円分の対象会計になります。
もちろん、これはあくまでも利益の機会を失ったという意味です。
コラボがなくても来店する客が一定数いるためです。
ただ、ちいかわの寿司皿や湯呑みを目当てに「3,000円以上食べよう」「家族でくら寿司へ行こう」と考えていた客もいたはずです。
実際SNSでもキャンセルしたとう投稿も見かけました。
特に寿司皿は配布開始前に企画そのものがなくなったため、9月18日以降に予定していた集客の機会を失った影響は小さくないでしょう。
ちいかわ側への違約金や損害賠償はある?
ちいかわ側への違約金が発生するかは、現時点ではわかっていません。
くら寿司とちいかわ側がどのようなライセンス契約を結んでいるのかは公表されていないためです。
一般的なキャラクターライセンス契約では、ロイヤリティや最低保証額が設定されるほか、契約違反によって販売停止や契約解除となった場合、違約金や損害賠償が発生するケースもあります
また、契約終了後に残った在庫をどう処理するかについても条件を決めることがあります。
今回のコラボは、くら寿司側の従業員による不正行為が判明したことを受けて中止されています。
そのため契約内容によっては、支払済みのライセンス料なども含め、グッズの製造費とは別の負担が生じる可能性があります。
現時点で具体的な損害額は出せませんが、100万人規模の景品を複数用意し、全国展開していた大型コラボだけに、単に余った寿司皿や湯呑みの原価だけでは済まない損失になったとみられます。
くら寿司×ちいかわのコラボは今後も続く?
くら寿司とちいかわの今後のコラボまで終了かどうかはまだ発表になっていません
2026年の企画は、くら寿司とちいかわにとって4回目のコラボでした。 (参照:くら寿司)
今回中止されたのは、2026年8月21日から開催されていたキャンペーンです。
一方、5回目の開催についての発表も現時点ではありません。
そのため、
今回余ったグッズが再び配布されるのか
新しいデザインで5回目のコラボが行われるのか
は、今後の公式発表を待つことになります。
特に気になるのは、配布前に中止となった寿司皿です。
実際にどこまで製造されているのかはわかりませんが、楽しみにしていた人が多かったグッズだけに、廃棄ではなく何らかの形で再び手に入る機会が作られるのか、今後の対応が注目されます。
とめ
くら寿司×ちいかわのコラボ中止により、配布前だった寿司皿や、2日間だけ配布された湯呑みが今後どうなるのか注目されています。
現時点で、くら寿司から廃棄や処分方法についての発表はありません。
くら寿司はグッズの製造費だけでなく、広告・物流・店舗装飾などの費用に加え、集客機会を失った影響も考えられます。
寿司皿だけでも100万人分がすべて配布されれば30億円分の会計に結びつく規模の企画でした。
さらに、ちいかわ側との契約内容によってはライセンス料や違約金などが関係する可能性もあります。
今後、残ったグッズの扱いや損害についてくら寿司から新たな発表があるのか注目です。
