2025年も残すところあとわずかとなりました。東京ドームで開催されるカウントダウンライブ『STARTO to MOVE』への参戦が決まった方、おめでとうございます!
深夜に及ぶ公演で最も心配なのが「無事に帰れるのか?」「混雑はどんなのか?」という点ではないでしょうか。
この記事を読んでわかること
- 2025-2026年最新の公演終了時間と、規制退場のリアルな待ち時間
- JR・地下鉄・私鉄それぞれの最新の終夜運転・運行状況
- タクシーが「捕まらない」と言われる理由と、現実的な回避策
- 万が一、始発まで過ごすことになった場合の避難場所
当日、寒空の下で途方に暮れないためのシミュレーションとしてお役立てください。
カウコンの終了時間は何時?
2025-2026年の公演終了時間は、公式サイトの案内通り24時30分。
音響規制の限界までパフォーマンスが詰め込まれる見込みです。カウコンの終了がこの時刻になるのはなぜ?
元々が年越しをファンと過ごすためのイベントですが、終了時刻が厳格に決まっている背景には、東京ドームの音響使用制限が「24時30分まで」というルールがあるためです。
テレビ中継があった時代を振り返っても、歌唱パフォーマンス自体は24時30分頃に終了し、それ以降はインタビューや挨拶が中心の構成でした。
今回の『STARTO to MOVE』は生配信が主軸となるため、地上波放送のようなCM中継が入りません。
その分、23時の開演から24時30分のタイムリミットまで、中身がぎゅっと凝縮された濃密なコンサートになることが期待されます。
例年通りの流れであれば、以下のような盛りだくさんの企画が目白押しです。むしろ3時間でも足りないぐらいです。
- カウントダウン前のグループ別歌唱パフォーマンス
- 24時直前のカウントダウン
- グループの垣根を超えた「シャッフルメドレー」
- 周年を迎えるアニバーサリーグループの特別ステージ
- 趣向を凝らした企画パフォーマンス
- 恒例の「年男」お祝いコーナーとインタビュー
- 各グループによる新年の抱負と挨拶
主催者側は東京ドームを使用できる目一杯の時間を使って、ファンに最高のパフォーマンスを届けようとしています。
そのため、音響規制ギリギリの24時30分まで熱いステージが続くことになります。
2025−2026カウコンの演出については下記の記事で説明しています。
【カウコン2025】演出が変わる?Netflix配信での新しい形を徹底考察
👉 重要:ここから「規制退場」になります。ブロックによってはドームの外に出られるのは40分ほどかかると思われます。
カウコン終了後に電車で帰れる?終電は間に合う?
2025年末はJRのみが終夜運転を行い、地下鉄や私鉄の大半は深夜1時前に終了するため、JR沿線以外への帰宅は非常に困難です。
2025-2026年 主要路線の終夜運転と最終電車の目安
2025年末、東京メトロと都営地下鉄は終夜運転を一切行いません。24時30分の終演後、規制退場を待っていては地下鉄の最終電車には間に合わないのが現実です。
- 地下鉄の最終(水道橋・後楽園駅):
- JR東日本(山手線・中央総武線):
- 終夜運転あり。15〜40分間隔で運行。 【ソース:JR東日本】
- 私鉄・新幹線:
- 東急電鉄:渋谷駅発 1:25 に臨時便(東横線・田園都市線)が各1本のみ運行。 【ソース:東急電鉄】
- 小田急・西武・新幹線:終夜運転なし。
規制退場から駅ホームまでの混雑
公演は24時30分に終了しますが、東京ドームでは安全確保のため、必ずブロックごとの「規制退場」が行われます
座席位置によっては、退場案内まで客席で30分以上待つこともあります。
出口から外に出た後も、周辺道路は歩行者で混雑し、駅までスムーズに進めない状況が続きます。
そのため、終演から駅のホームに到着するまでには、最短でも40分程度かかると見込んでおく必要があります。
規制退場を待ってから移動した場合、地下鉄の最終電車には間に合いません。
確実に電車を利用したい場合は、規制退場の案内を待たず、早めにドームを出る判断も現実的な選択肢となります。
水道橋駅ホームでの混雑回避
混雑回避の方法は、西口の使用、他の駅(飯田橋)から乗車、規制解除を待つという方法が考えれます。
地下鉄が止まっているため、JR水道橋駅に人が殺到します。
駅員による入場規制(流動規制)が発生する可能性が非常に高いため、以下の立ち回りを推奨します。
- 西口を利用する: ドームから近い東口は激しく混雑します。少し離れますが**西口(飯田橋側)**を目指す方が、比較的早く改札を通れる傾向にあります。
- 入場規制で駅が閉鎖された場合:
- 規制解除を待つ:無理に並ばず、誘導に従って列の消化を待ちます。
- 飯田橋駅へ歩く:水道橋がパンクしているなら、徒歩10分強の飯田橋駅まで歩く方がホームに早く立てる場合があります。
- 徒歩移動の注意点:
- 御茶ノ水駅:三鷹方面からの乗客ですでに満員のため、歩いて向かっても乗れない可能性が高いです。
- 秋葉原駅方面:ホテル側の信号で、あらかじめ駅側の歩道に渡ってから歩き始めてください。
👉 重要:規制退場から駅ホームへたどり着くまでに、最短でも40分〜1時間はかかります。実際に電車に乗れるのは26時(午前2時)前後になると見込んでおきましょう。
カウコン終了後にタクシーは使える?乗り場と注意点
タクシーは例年の混雑状況を見る限り、実際に利用できた人はごく少数です。
タクシーが「絶望的」に捕まらない理由
深夜1時〜2時は、以下の要因が重なり、ドーム周辺でタクシーを利用できる可能性はとても困難と言わざるおえません。
- 深刻な運転手不足(2025年の実情): 都内のタクシー台数自体が不足しており、特に深夜や大晦日に稼働する車両が激減しています。5万人以上の需要に対し、供給が圧倒的に足りていません。
- 警察による誘導と大渋滞: 警察が数万人の歩行者横断を優先させるため、周辺の「白山通り」や「外堀通り」は車が数メートルも進まない麻痺状態になります。
- 配車アプリの限界: ドーム周辺は「配車不可エリア」に設定されるか、空車がゼロでマッチングしない状態が続きます。
【回避策】少しでも確率を上げるなら「徒歩移動」
ドームの目の前で待ち続けるよりは、15〜20分ほど歩いて混雑エリアを脱出してからアプリを試す方が、まだ可能性はあります。
- 狙い目の方向:神保町・飯田橋方面 ドーム直近の渋滞区間を抜けることで、ドライバー側も「迎えに行ける」と判断しやすくなります。白山通りを神保町方面へ、あるいは外堀通りを飯田橋方面へ移動し、大通り沿いで「GO」や「Uber」などのアプリを繰り返し操作してみてください。
- 注意点: エリアを離れても「空車」自体が少ない事実は変わりません。歩いている間にJRの駅に着いてしまうことも多いため、タクシーは「もし捕まればラッキー」程度の最終手段と考えておくのが現実的です。
水道橋駅まで歩いて終夜運転の電車に乗る方が、結果として早く、安く帰宅できる可能性が非常に高いです。
電車もタクシーも無理だった場合の対処法
深夜、万が一帰宅手段を失った場合に備え、周辺の店舗状況と「避難先」を把握しておく必要があります。
周辺のネットカフェ・飲食店の当日の状況
水道橋・後楽園周辺の24時間営業の施設は、「当日の飛び込み利用」はほぼ100%不可能だと考えてください。
- ネットカフェ・カラオケ: 水道橋駅前の「快活CLUB」などは、数週間前から予約で埋まるか、当日も早い時間帯から満席になります。
- ファミレス・ファストフード: 「サイゼリヤ」「ジョナサン」「マクドナルド」などは、カウコン終了後にはすでに「始発待ち」の人で溢れ返っています。
店舗によっては「滞在時間制限」が設けられることもあるため、あてにしすぎるのは危険です。 - コンビニ: 唯一の食料・暖を取る場所になりますが、店内での飲食や長時間の滞留は禁止されています。
- 宿泊できるスパ:近くにスパ ラクーアがありますが、こちらも満席で予約は取れません。
始発まで安全に過ごすための戦略
2025年末は地下鉄の運行がない分、駅周辺に人が滞留しやすく、例年以上に「居場所」の確保が困難です。
- JRを使って移動してから探す: 水道橋周辺で探すのは諦め、JRの終夜運転を利用して「上野」「神田」「秋葉原」など、店舗数が多い大きな駅へ移動してから24時間営業の店を探す方が、まだ座れる可能性があります。
- 徹底した防寒対策: 店に入れず、駅のホームや路上で始発(朝5時台)を待つことになる可能性もゼロではありません。東京の1月1日深夜の気温は氷点下になることもあります。使い捨てカイロ、厚手の靴下、インナーダウンなどの装備は必須です。
12月31日宿泊できるホテルはまだ空きがある状態です。(12月21日)
帰れそうにないと思われる方は水槽橋からJR線で行ける場所にホテルを予約することをお勧めします。
カウコン帰りの寒さ対策!必須のアイテム
防寒グッズは必須です。カイロ、手袋(スマホが使えるもの)イヤーマフ、マフラーは用意しておきましょう。
規制退場や駅への入場制限で「動かずに待つ」時間が長いため、以下のアイテムが役立ちます。
- 使い捨てカイロの「2枚使い」: 背中や腰などの大きな筋肉がある場所に「貼るタイプ」を使い、指先を温めるための「貼らないタイプ」をポケットに入れておきましょう。
- 「首・手首・足首」を隠す: マフラー、手袋、厚手の靴下で3つの首をガードするだけで、体感温度が数度変わります。
特に足元からの冷えは、アスファルトの上で立ち止まっている時に最も堪えます。 - 耳まで隠れる帽子やイヤーマフ: 深夜のビル風は非常に冷たく、耳が痛くなるほどです。
帽子一つあるだけで、待ち時間の辛さが劇的に軽減されます。
👉 重要:ドーム内のコインロッカーに厚手のコートを預けてしまうと、終演後に取り出すまでが地獄です。防寒着は座席まで持っていき、足元に置いておくことを強くおすすめします。
まとめ|カウコン帰りの最重要ポイント
深夜の移動は「JRの利用」と「防寒」がすべてです。以下の3点を必ず頭に入れておきましょう。
- 24:30終演、ドーム脱出は25:00以降 音響規制により24:30に終了しますが、規制退場で外に出るまでに40分〜1時間ほどかかります。
- 交通手段は「JR」一択 2025年末、地下鉄は終夜運転をしません。JR水道橋駅から「JR山手線・中央総武線」を利用するルートが唯一の命綱です。
- タクシー・店は「全滅」と考える 運転手不足もあり、ドーム周辺でタクシーは捕まりません。また、周辺の飲食店も満席のため、JRで上野や神田など大きな駅へ移動してから場所を探すのが確実です。

