ドラマ『ポリティカルパン』第5話で、謎の情報屋・乾の過去が明らかになりました。
彼が大切に持っていた懐中時計には、政界のフィクサー・片桐元との深い関係が隠されていたのです。
では、乾はなぜ弥生に協力しているのでしょうか?小早川家への仇討ちが目的なのか、それとも政治を動かすことをゲームのように楽しんでいるのか。
25年前の事件と第1話からの言動を手掛かりに考察します。
この記事を読んでわかること
- 乾の正体と片桐元との関係
- 乾が弥生に協力する本当の理由
- 片桐の死と3,000万円の送金の謎
- 25年前の口座を利用した乾の狙い
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【ポリティカルパン】乾の正体とは?乾が政治に詳しい理由
乾の正体は、政界のフィクサー・片桐元に拾われ、小早川一郎の事務所で働いていた人物です。
かつての乾は、ヤクザの縄張りを荒らしたり、喧嘩を繰り返したりするチンピラでした。
そんな乾に手を差し伸べたのが、懐中時計の持ち主で政界のフィクサーとして暗躍していた片桐元(かたぎりはじめ/リリー・フランキー)です。
片桐は戦後の闇市で財を成し、政治家とのつながりを利用して国を動かすことを楽しんでいる人物でした。
乾は片桐の運転手となり、その後、小早川一郎の事務所で働くことになり政治の裏側を知ることになりました。出典:フジテレビ公式|第5話ゲスト紹介

だから政治に詳しかったんだね
乾にとって、片桐は人生を変えてくれた特別な存在だった父親のような存在だったことがうかがえます。
この時すでに士郎も父親をサオポートするために事務所に出入りをしていたので乾とは顔見知りということになります。
乾が弥生に協力する理由は仇討ち?片桐の死と小早川の因縁
乾は、恩人の片桐が小早川側に殺されたと考え、その仇討ちのために弥生に協力している可能性があります。
片桐の死の裏に政治の闇があったことを強く示唆する出来事が明かされました。
片桐は殺された?小早川一郎との政治スキャンダルとは?
25年前、国自党の総裁選では、ハト派の井川重昭と士郎の父である小早川一郎が激しく争っていました。
片桐が総理にしようとしていたのは、戦争に反対する立場の井川です。
出典:フジテレビ公式|井川重昭と小早川一郎の関係
そんな中、片桐は小早川を政治の世界から追放できるほどの重大なスキャンダルの証拠を入手したと乾に連絡をしてきました。
ところが、証拠を公表する前に飲酒運転の車にはねられて死亡。手に入れた証拠も見つかりませんでした。
その後、井川はゼネコンからの政治献金をリークされ、失脚してしまいます。
片桐が命をかけて守ろうとした井川の政治生命は絶たれてしまったのです。
小早川一郎のスキャンダルとは?
莫大はお金を必要とする総裁選でなんと「CIA」から資金を調達したというものです。
乾の口からはその内容は伝えれていませんが、井川と小早川一郎のことを調べた夏目から弥生に憶測として内容を明かされました。
これが本当で、バレれば政治生命を絶たれるほどのスキャンダルです。

小早川一郎はスパイだと疑われることになるね
結局リークを防ぐために片桐は酔っ払いの車に撥ねられて死亡しています。
乾が大切にしている懐中時計は片桐の遺品でした。時計の紐には、事故で亡くなった片桐の血が付いていました。
乾が弥生のために用意した口座の秘密とは?
片桐の死には、小早川一郎の事務所から送金された3,000万円が関係していると考えられます。
乾は、そのまま小早川の事務所に残り、2年後に片桐が亡くなる前日、小早川の事務所からある企業へ3,000万円が送金されていたことを知りました。
そのお金は片桐を殺すために支払われたものと乾は推測しています。
乾はその記録が残された通帳を盗み、事務所を辞めています。
そしてこの口座は4話でパーティの参加費を振り込ませた口座だったのです。
注目したいのは、通帳が盗まれたにもかかわらず、警察に届けられなかったことです。
通常であれば問題になるはずの盗難を表沙汰にしなかったのは、通帳の記録を調べられると困る事情があったからではないでしょうか。
片桐が証拠を手に入れた直後の事故死、不審な3,000万円の送金、盗難届が出されなかった通帳。
これらをつなげると、片桐は政治スキャンダルを隠すために殺害され、その資金が小早川側から支払われた可能性が浮かび上がります。
乾もそう考えているからこそ、25年間、小早川家への仇討ちの機会をうかがっていたのかもしれません。
乾にとって「政治を盗む」のはゲーム?弥生に協力する理由
乾は政治を裏側から動かすこと自体にも面白さや興味を持ったと考察します。
その人物像を考える手掛かりが、第1話の発言と乾の飄々とした態度です。
第1話の「政治を盗むんだったら面白いかもな」の意味
第1話で弥生から協力を求められた乾は、「政治を盗む」なら面白いという反応を見せました。
乾は片桐の財産を相続しており、経済的に困っている様子はありません。
最初は弥生の依頼にも協力する気はなかったようでした。
25年間乾は片桐の復讐することを具体的には考えていなかったものと思われます。
それでも危険を冒して弥生に協力しているのは、彼女の大胆な計画に興味を持ったからではないでしょうか。
フジテレビ公式の人物紹介でも、乾は弥生に面白半分で情報を提供していると説明されています。
実際、乾には復讐に燃える人物にありがちな必死さが感じられません。

どこか飄々としていて、本心がつかめない人物です。
政治家たちが必死に守ろうとしている金や権力を、自分の仕掛けで動かすこと。その展開をゲームのように楽しもうとしているとも考えられます。
片桐から受け継いだのは政治を動かす楽しさ?
片桐は金と人脈を使って政治を動かし、それを楽しんでいました。
若い頃からその姿を見ていた乾は実際には政治を動かしたことはありません。あくまでも、片桐の運転手であり、小早川一郎の事務所の職員でした。
しかし片桐を見て人と金の動かし方を学んでいたのだと思います。
今回の弥生との計画では、政界の実力者たちが築いてきた資金の仕組みを利用し、その金を奪うことです。
自分の仕掛けによって政治家たちが混乱し、権力が揺らぐ。
乾は、小早川家への仇討ちを果たしたあと、どのような政治を実現したいのでしょうか。
今のところ、乾自身に新しい政治を作ろうという理想は見えていません。
小早川家の権力を崩すことが最終目的なのか。その先の政治まで考えているのかも、今後の注目点です。
乾が25年前の口座を使った理由は?小早川士郎への警告か
乾は資金の追跡を避けると同時に、士郎に25年前の事件を思い出させるため、古い政治団体の口座を使ったと考えられます。
第4話から第5話にかけて描かれた口座の謎には、乾の計算が隠されているようです。
解散した政治団体の口座を利用した理由
乾が政治資金を盗むために利用したのは、「二十一世紀国家研究会」の口座でした。
これは小早川士郎の父・一郎が設立し、25年前に解散した政治団体です。出典:FOD公式|第5話あらすじ
第4話では、政治団体の口座が膨大にあり、すべてを把握するのが難しいことが説明されていました。
乾はその仕組みを利用し、追跡されにくい古い口座を選んでいます。
しかし、この口座にはもう一つ重要な意味があったと思われます。
それは、士郎が25年前の事件を思い出すきっかけになることです。
士郎の「あの男は死んだはず」と乾の「亡霊」の意味
第5話では、士郎が資金を盗まれたことを知りながら、自分の金で補填して調査を打ち切らせています。出典:フジテレビ公式|第5話ストーリー
さらに士郎は「あの男は死んだはず」とつぶやいていました。

士郎が思い浮かべたのは、25年前に亡くなった片桐のことでまだ乾の存在に気づいていません。
一方、乾は自らを「亡霊」と表現しています。
そんな乾が、あえて小早川一郎の古い政治団体の口座を使ったのは、士郎に「25年前の事件は終わっていない」と知らせるためだったのではないでしょうか。
士郎はその意図を察したからこそ、盗まれた金を自分で補填してまで、事件の調査を止めようとしたのかもしれません。
古い口座は、乾が小早川家に仕掛けた最初の一手だったとも考えられます。
まとめ|乾の正体と弥生に協力する本当の理由
『ポリティカルパン』第5話では、乾が政界のフィクサー・片桐元に育てられ、25年前の政治スキャンダルに関わっていたことが明らかになりました。
乾が弥生に協力する理由には、二つの動機があると思われます。
- 仇討ち: 恩人の片桐を死に追いやった小早川家への復讐
- ゲーム: 弥生と組んで政治の金や権力を動かすことへの興味
片桐が楽しんでいた政治の駆け引きを、乾もまた楽しんでいるのかもしれません。
乾が小早川家の権力をどこまで揺さぶるつもりなのか。飄々とした態度の裏に隠された真意が、今後の物語の鍵になりそうです。
乾の動機を一つに整理する事実と考察を明確に分ける

