幾田りらさんの楽曲「恋風」のMVに登場し、「この美少女は誰?」と話題を集めた中西希亜良(なかにし・きあら)さん。
透明感のあるたたずまいに加え、実はハーフで語学も堪能。
祖父は直木賞作家のなかにし礼さんという華麗な家系の出身で、13歳にして映画新人賞も受賞するなど、早くも大注目の存在です。
この記事では、そんな中西希亜良さんの素顔と才能に迫ります!
この記事でわかること
- 中西希亜良さんのプロフィール・年齢・出身
- 「恋風」MVでの演技と注目された理由
- 映画『パーフェクト・ドライバー』での実績
- 父・母・祖父の経歴と華麗な家系図
- 今後の活動や将来の展望について
中西希亜良(キアラ)はハーフ!語学も堪能なマルチリンガル少女
父はフランス人母は日本人のハーフ
中西希亜良さんは、お父さんがフランス人のローランさん、お母さんが日本人の中西夏奈子さんという国際色豊かな家庭に生まれました。
お父さんの職業は作家。
フランス語が話せる環境で育ったことから、家庭内ではフランス語での会話も多かったのではないでしょうか。
お母さんの夏奈子さんは、電通でコピーライターや講師として活躍されており、映画『ぼくのお日さま』のキャッチコピーも担当していたという噂がありますが、公表されていないの真実はわかりません。
夏奈子さんのお父さんのなかにし礼さんが作詞家、小説家であり叔父の中西康夫さんは音楽プロデューサーという家系から考えるとお母さんがコピーライターという職業というのは考えられますね。
こうしたバックグラウンドのもと、希亜良さんは自然と語学や表現力を身につけていったのですね。
日本語・英語・フランス語・韓国語を操る語学力
中西希亜良さんは、日本語はもちろんのこと、英語・フランス語・韓国語の4ヶ国語を話すマルチリンガルです。
フランス語と英語は幼い頃からの環境で身につけたもので、どちらもネイティブに近いレベル。
さらに、韓国語については大好きなK-POPに影響されて、自ら学び始めたというから驚きです。

13歳とは思えないほどの語学力の高さ!
また、インターナショナルスクールで学んでいたという情報もあり、多言語環境の中で育ったことで、表現力や国際感覚が自然と養われていったことがうかがえます。
カンヌ映画祭でのスピーチが話題に!
2024年、映画『ぼくのお日さま』が世界的な注目を集め、中西希亜良さんはカンヌ国際映画祭に出席しました。
その舞台で、彼女はなんと流暢なフランス語でスピーチを披露。
「こんにちは来てくれてありがとうございます。楽しんで下さい」
と話し大喝采を浴びました。このスピーチは練習も何を話すかも決めていなくてぶっつけ本番だったことを後日話しています。
当時12歳とは思えない落ち着きと、国際舞台でも物怖じしない態度。まさに“グローバルに羽ばたく未来の女優”として、その存在感を強く印象づけました。
中西希亜良とは?「恋風」MVで話題のハーフ美少女
2025年6月9日に公開された幾田りらさんの楽曲「恋風」のミュージックビデオに登場し、「この美少女は誰?」とネット上で話題になったのが中西希亜良(なかにし きあら)さんです。
この曲はAmebarの恋愛リアルティ番組「今日好き」のメインテーマ。
それに沿って男子の切ない恋心を歌った楽曲。
歌詞は男の子ですが、MVの中では、淡く切ない恋模様を透明感たっぷりに演じ、物語の世界観をグッと引き立てる存在感を放っていました。
セリフがないにもかかわらず、表情の細やかな変化や視線の動きから、揺れる感情がしっかり伝わってくるのが印象的です。
中学生とは思えぬ存在感!透明感と演技力がすごい
キアラさんはまだ13歳!身長は160センチのスラリとしたモデル体型です。
2024年に映画『ぼくのお日さま』で女優デビューを果たしました。
なんと、この作品で複数の新人賞を受賞するという快挙を成し遂げています。
特に注目されたのは、年相応の無邪気な表情と、大人びた落ち着きのある演技の“ギャップ”です。
フィギュアスケートで培った身体表現や集中力が、女優としての演技にも生かされているのでしょう。
実際に「ぼくのお日さま」のキャスティングは「演技を習った女優」ではなく「表現力のあるスケーターを女優に」という監督の逆転の発想からの抜擢でした。
13歳の中学生にして、すでに“ただの新人”ではない圧倒的な存在感。今後の成長が楽しみでなりません。
🏆第98回 #キネマ旬報ベスト・テン 🏆
— 映画『ぼくのお日さま』公式 (@bokuno_ohisama) February 25, 2025
日本映画ベスト・テン 第4位
助演男優賞 #池松壮亮 さん
新人男優賞 #越山敬達 さん
新人女優賞 #中西希亜良 さん
本当におめでとうございます👏
喜びの声と合わせて#奥山大史 監督と3人から
うれしいお知らせも✨ pic.twitter.com/opYHwQK9Mw

顔が小さすぎる!
中西希亜良 プロフィール
中西希亜良さんのプロフィールを表にしました。
項目 | 情報 |
---|---|
名前 | 中西 希亜良(なかにし きあら) |
生年月日 | 2011年6月16日 |
年齢 | 13歳(2025年6月現在) |
出身地 | 東京都 |
身長 | 161cm |
特技 | フィギュアスケート(シングル・アイスダンス) 明治神宮外苑FSC所属 |
言語 | 日本語・英語・フランス語・韓国語 |
所属事務所 | テンカラット |
家族構成 | 父:ローラン(作家) 母:中西夏奈子(コピーライター) 祖父:なかにし礼(作詞家) 祖母:中西由利子(石田ゆり) 大叔母:いしだあゆみ |
映画デビュー | 『ぼくのお日さま』(2024年9月公開) |
祖父は直木賞作家なかにし礼!中西希亜良(キアラ)華麗な芸能家系
中西希亜良さんの背後には、日本を代表する才能が集結した、圧巻の“芸能・文化一家”が存在しています。
祖父は直木賞作家・なかにし礼、祖母は元女優石田ゆり(中西由利子)

祖父・なかにし礼(本名:中西 禮三 なかにし れいぞう)
作詞家のなかにし礼さんが死去 「北酒場」、直木賞受賞https://t.co/RQ8J9gEBMB
— 朝日新聞 映像報道部 (@asahi_photo) December 25, 2020
「恋のフーガ」「北酒場」などのヒット曲を手がけた作詞家で、直木賞作家のなかにし礼(なかにし・れい、本名中西禮三〈なかにし・れいぞう〉)さんが23日午前、死去しました。(諫) pic.twitter.com/YNzeMVrcok
数々の名曲の作詞を手掛けた作詞家であり、小説家としても知られる文壇人で、2000年に『長崎ぶらぶら節』で第122回直木賞を受賞した実績を持ちます。
また、昭和・平成を代表する作詞家で、美空ひばり「悲しい酒」や石原裕次郎「夜霧よ今夜もありがとう」、細川たかしの「北酒場」TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN!」など多くの名曲を手がけました。
またなかにし礼さんは孫の希亜良さんにはデレデレだったそうです。
祖母・中西由利子さん(旧芸名:石田ゆり)
大阪出身の元歌手・女優です。1971年に石田ゆりとして歌手デビューし、『ムー一族』などのテレビドラマに女優としても出演しました。
さらに由利子さんは、宝塚歌劇団への入団資格も持つほどの素養を誇り(のちに芸能から引退)、歌と演技、その両面に通じた類まれなる才能を発揮してきました。
また幼い頃からフィギュアスケートを習っていて希亜良さんに強い影響を与えています。
大叔母・いしだあゆみさん
いしだあゆみ死去。ナベプロから移籍したイザワオフィスに長年在籍、ドリフとともに看板であった。
— ANNEX (@annexxenna) March 17, 2025
「ブルーライトヨコハマ」ばかり言われがちだが「あなたならどうする」も凄い。「泣くの歩くの死んじゃうの」なんてなかなか歌えない。作詞したなかにし礼は義弟だというhttps://t.co/qHju5Dqhee
祖母中西由利子さんの実姉に当たるいしだあゆみさんは、歌手、俳優として活躍した人物です。
1960年代に歌手としてデビューし、「ブルー・ライト・ヨコハマ」が大ヒット。
清楚でおしゃれなイメージと独特の歌声で、一躍スターダムにのし上がりました。
女優としても高い評価を受けており、ドラマや映画『男はつらいよ』シリーズなどで活躍。歌手・俳優の両面で長年第一線を走り続けた実力派です。
伯父・中西康夫(なかにしやすお)さん
舞台演出や演出助手として『レ・ミゼラブル』などの大型ミュージカルに携わり、豊かな音楽・舞台経験を活かしたプロデュースで業界から注目されています 。
両親からそれぞれ受け継がれた「感性」と「表現力」に、フィギュアスケートで鍛えられた身体性が加わっている中西希亜良さん。まさに、“表現者の DNA”を身体でも持つ、次世代の大型ルーキーといえそうです。
中西希亜良(キアラ)の経歴|フィギュアスケーターから女優へ!
フィギュアスケートから演技の道へ
中西希亜良さんは、4歳からフィギュアスケートを始め、9歳からはアイスダンスを本格的に始めています。第28回全日本フィギュアスケートノービス選手権大会に 米田 嘉一選手と組んで出場しました。
❄️全日本ノービス🐯アイスダンス❄️
— 【公式】フジテレビスケート (@online_on_ice) October 19, 2024
🥇#八幡奈乃花& #武正侑駕 組
🥈#竹内心優& #土屋悠希 組
🥉#中西希亜良& #米田嘉一 組
メダリストのみなさん
おめでとうございます🎉🎃#figureskate #FOD #フジスケ pic.twitter.com/0UKelEcWVO
彼女がスケートリンクに貼ってあった映画のオーディションのポスターをみていると「受けてみない?」と声をかけてくれたのは彼女を指導してくれているコーチでした。
演技の経験が全くない状態でのオーディション、まさか受かると思っていなかったのでヒロインに抜擢されてとても驚いた希亜良さん。
撮影は台本がなく、当日に監督から指導が入るだけ。という環境で挑みました。
ドビュッシーの月の光に合わせて滑るシーンは彼女のスケートの技術が確かなものであることがわかりました。
希亜良さんは今後は女優を続けながらスケートも続け、勉強も頑張ることをwebサイト「otocoto」で話しています。
僕のお日様あらすじ
映画『ぼくのお日さま』は、吃音に悩むアイスホッケー少年・タクヤが、雪深い田舎町でフィギュアスケート少女・さくらと出会い、心を動かされる物語です。
さくらに惹かれたタクヤは、スケート靴を借りてアイスダンスを練習するようになり、元選手で教師役の荒川との交流を通じて成長していきます。
監督は奥山大史さんで、第77回カンヌ国際映画祭の「ある視点」部門に正式出品され、上映後にはスタンディングオベーションが沸き起こるなど高く評価されました。
後に注目!中西希亜良(キアラ)の出演情報と将来性
CMやビジュアルモデルにも登場
中西希亜良さんは、映画デビュー後すぐに広告の世界でも注目を集めています。
2025年3月からはハーゲンダッツ「ザ・ミルク」ミニカップのTVCM「初濃い」篇・WEB CMに出演。
く澄んだ雪景色の中で濃厚なアイスクリームを味わう表情が印象的で、「純粋なまま、どこまでいけるだろうか」というキャッチコピーと見事にマッチし、透明感と演技力が高く評価されました。
LUMINEの2025年春ビジュアルモデルとしても起用。
ファッション誌やWeb媒体でそのフレッシュかつ洗練された魅力を披露しています。
13歳という年齢ながら広告業界で引っ張りだこになっており、モデルとしてのポテンシャルも高く評価されています。
これらの活動は、映画女優としてだけでなく、広告やファッション分野でも活躍領域が広がっている証です。
シャネルのブランドイメジにあう女優としてキャンペーン参加
- 「ガブリエル シャネル」キャンペーン:
ガブリエル シャネルの香水をまとって、自分らしさを貫く大胆な勇気を表現するキャンペーンで、椿と共演しました - 「シャネル ウィンターテイル」参加:
中西希亜良さんは、2024年のシャネルのホリデーイベント「シャネル ウィンターテイル」に参加し、
次世代の国際派女優としての可能性
中西希亜良さんは、日本語・英語・フランス語・韓国語のマルチリンガルという強みを持ち、国際舞台での活躍が期待されます。す
でにカンヌ国際映画祭への参加や、フランス語でのスピーチも経験済みで、言語力と国際感覚を武器に海外作品への進出が現実味を帯びています
さらに、フィギュアスケートで培った身体表現力と演技センスは、ジャンルを越えた表現への適応力も高く、ミュージカルや舞台への進出も視野に入ります。広告や映画への出演が続いており、管理も進行中。
本人も「演技の幅を広げたい」「スケート以外の作品にも挑戦したい」と意欲を語っているとの報道があり、若いうちから多才なフィールドでの活躍を志向していることがうかがえます
広告・映画・ファッションと多方面で才能を見せ始めた彼女は、次世代の国際派女優としてのポテンシャルが非常に高いと断言できます。今後の出演情報は要チェックです!
まとめ
中西希亜良(キアラ)さんは、幾田りら「恋風」MVで注目を集めた13歳の美少女。
ハーフで語学も堪能、祖父は作詞家・なかにし礼という華麗な家系に生まれました。
映画『ぼくのお日さま』で女優デビュー後は各映画賞を総なめにし、CMやモデル業でも活躍。
シャネルのキャンペーンにも起用されるなど、次世代の国際派女優としての期待が高まっています。
演技・語学・スケートと多才な逸材に今後も注目です!