3話でのメインの演奏曲はベートーベン先生の作曲した「田園」でしたね。
今回は第一楽章、第二楽章、第四楽章が主に取り上げられました。
他に愛菜ちゃんが弾いている曲もありましたね。
今回は第3話で使われた音楽用語、演奏された曲を中心にまとめていきます。
おまけとして唄カフェ二郎で歌われた曲も紹介しますね。
3話まで視聴して気になっていること3つ!
響と俊平が疎遠になった理由
響が俊平のコンサートに行こうとして事故に遭い、大変な時なのに俊平はタクトを振っていた。
それによって不仲になってバイオリンを辞めた。というエピソードになっていますが、実はもっと深い理由があるように思えてなりません。例えばその事故に遭って何か障害が残りバイオリン奏者として活躍できなくなったとか。
3話での響が「私が不幸に見える?」「あなたの尺度で決めつけないで」「私はずっと見つけようとしているんだよ!違う生き方を!」と言った様子を見ると「ただごとでない」雰囲気を感じませんか?
音楽を好きだけど向き合うのが辛いから無理して違う生き方を探しているように見えてしまいます。
弟、海くんはなぜ音楽をしていない?
今回で響の弟海くんが楽譜が読めて2、3歳ごろからピアノを習っていたことがわかりました。
いつもおっとりとしていい子な海くんですが、なぜ今音楽をやっていないのか気になりました。
特にトラウマとかなさそうだしお姉ちゃんを気遣ってやめたのかなぁと予測していますがどうなんでしょうか?
志保が家を出た本当の理由は?
3話で「家事ができない3人」を「なんとかしないと」と志保は語っています。
そしてなんだか急いでいましたね。
これって病気フラグのような気がしないでもないのですが、気になりますね。
日曜の夜にほっこり見れるドラマなので暗い展開は無しにしてほしいと切実に感じています。
3話で出てきた音楽用語
今回は少ないです。
◆ピッチ
音の高さのこと。
ピッチが悪いとは…音の高さが正確な位置から外れているときにそう言います。
音程とは本来、音と音との間隔のことで一つのとをさしています。
正確にいうと音程とピッチは違うのです。
◆カデンツァ(イタリア語)cadenza
今回愛菜ちゃんが最後にバイオリンで演奏していた曲は「バイオリン協奏曲 第1楽章のカデンツァ」
カデンツァってどう意味なのでしょうか?
独奏楽器や独唱者がオーケストラの伴奏なしで自由にな演奏・歌唱をする部分のこと。です。
第2楽章で使われていた楽曲
全体を通してのメインとなる楽曲
ベートーベン交響曲第8番田園 作曲:ベートーヴェン
田舎の生活の思い出
ベートーベンは夏になるとウィーンの華やかな喧騒を逃れ
田舎の村で日に日に聴力が失われていく耳を休めた
遠ざかる希望の光
孤独に閉じたこの心をその風景はどんな風に救ったのだろう
と冒頭で愛菜ちゃんのモノローグが入ります。
第一楽章 「田園の風景」
第二楽章 「小川のほとりの風景」
道の駅で大輝と蓮がデュオで演奏した曲
第四楽章は「雷鳴・嵐」
ティンパニが雷鳴のように鳴り響きましたね。この曲の演奏を始めたら雷鳴が響き雨が降り出しました。楽曲とドラマの内容とリンクしていますね。
クラッシックってハードル高いですけど聞いているとちゃんと穏やかな田園風景が浮かんだり、不穏な空気を感じたり雷鳴の響きを想像できるのってすごいですよね。
◆天音が通学路で踊りながら歌っていた曲
皇帝円舞曲 作曲:ヨハンシュトラウス2世
これは第2話でも天音が口ずさんでいました。よほど気に入ったのでしょう
◆蓮が市役所で響に声をかけた時に流れていた響が演奏するバイオリン曲
ヴァイオリンコンチェルト 第2楽章 作曲:メンデルスゾーン
この曲については下記で説明しています。
◆響が5年ぶりに演奏した曲
メンデルスゾーンの「バイオリン協奏曲 第1楽章のカデンツァ」
第3話は田園にがっつりスポットを当てたので演奏曲は少なめでした。
なので唄カフェ二郎で流れた曲も紹介します
唄カフェ二郎での曲
◆天音が昼間訪れた時のBGM 映画スティングのテーマ
ジ・エンターテイナー(The Entertainer)
『スティング』(The Sting)は、1973年に公開されたアメリカの犯罪コメディ映画。この映画はポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが主演しました。
◆西田敏行さんが歌った曲 恨み節
女優の梶芽衣子さんが歌った曲。女の情念を歌い上げています。
◆大輝がトランペットで参加した曲
また会う日まで 尾崎清彦
1971年 昭和歌謡の大ヒット曲。レコード大賞を受賞しています。
情熱の嵐 西城秀樹
1971年 秀樹五枚目のシングル。大ヒットした。
学園天国 フィンガー5 小泉今日子
1974年 沖縄出身の兄弟グループ フィンガー5のヒット曲。
1989年 小泉今日子がカバーしヒット。
番外編
大輝が富士山の見える茶畑でトランペットの練習をしているところに俊平が楽譜を持って訪ねてくるシーンで大輝がトランペットに何か四角いものをつけているのに気づきましたか?
あれは管楽器用のチューナーです。
トランペットには3つピストンがついてますが、それを指で押すことと唇の形を変え振るわせることによって音階を出しています。だから唇の形によって音が微妙に変わるんですね。
大輝のピッチが悪いのは唇の形が安定しないからだと推測します。
チューナーはピッチが正しく出せているか測る機械。
それを見て音を確認するんですね。
蓮にピッチが悪いと言われて購入したのではないのかと思われます。ピッチの多様性を訴えていた大輝ですが努力をしていて偉い!と思いました。
楽器に取り付けられるクリップ型!メトロノーム機能付きで便利!