2026年10月19日スタートのドラマ『南田南弁護士は天才肌』のオープニングアニメーションを担当するのは、アーティストのシシヤマザキさんです。
2024年のNHK朝ドラ『虎に翼』でも、米津玄師さんの主題歌に合わせた印象的なアニメーションを制作していました。
シシヤマザキさんは、イラストや陶芸、立体作品など幅広い分野で活躍しており、作品を購入することもできます。
この記事では、シシヤマザキさんのプロフィールや経歴、代表作品、購入方法について紹介します。
『南田南弁護士は天才肌』のOP作者はシシヤマザキ
『南田南弁護士は天才肌』のオープニングアニメーションは、朝ドラ『虎に翼』のOPも手がけたシシヤマザキさんが制作しています。
『虎に翼』のオープニングでは、米津玄師さんの「さよーならまたいつか!」に合わせて踊る伊藤沙莉さんのアニメーションが話題になりました。
淡く優しい色彩なのに鮮やかで、同じシーンでも少しずつ色が変わっていく独特の表現。
沙莉さんの特徴もよく捉えられていて、初めて見たときにはすっかり魅了されてしまいました。
シシヤマザキさんは、実際の人物を動画で撮影し、その動きを一コマずつ絵に描き起こしてアニメーションにする「ロトスコープ」という技法を用いています。
水彩画風の手描き表現を組み合わせたアニメーションは、シシヤマザキさん独自の作風です。
線や色がわずかに揺れる手描きならではのアナログ感も、大きな魅力ですね。
今回の『南田南弁護士は天才肌』では、オープニングに加えて、ポスタービジュアルに登場するクジラのイラストも担当しています。
シシヤマザキさんは、今回のアニメーションをすべて絵の具で描き、主人公・南の所作や息遣いが伝わるように制作したとコメントしています。
シシヤマザキのプロフィール
| 項目 | プロフィール |
|---|---|
| 活動名 | シシヤマザキ(ShiShi Yamazaki) |
| 本名 | 山崎詩織(やまざきしおり) |
| 生年月日 | 1989年9月14日 |
| 年齢 | 37歳(2026年10月現在) |
| 出身地 | 神奈川県 |
| 出身大学 | 東京藝術大学美術学部デザイン科 |
| 最終学歴 | 東京藝術大学大学院映像研究科アニメーション専攻修了 |
| 活動分野 | アニメーション、絵画、陶芸、音楽など |
| 活動拠点 | 栃木県益子町 |
シシヤマザキさんは2013年に東京藝術大学を卒業し、2015年に同大学大学院を修了しています。
両親の遺伝子を受け継いだアーティスト
シュシュヤマザキさんのお父さんは現代アーティストのヤマザキミノリ(山崎稔)さん。
空間デザインや立体造形などの分野で活動してきた方で現在は女子美術大学名誉教授です。
お母さんはピアニストで自宅でピアノのレッスンや歌の今日脂質を開いていました。
シシヤマザキさんも幼い頃から絵と音楽に親しんできました。

芸術家の父親と音楽家の母親。幼い頃から創作活動が身近にある環境だったのですね。
シシヤマザキさん自身も、DJや歌を中心としたライブパフォーマンスなど、音楽活動を続けています。
また、2015年4月から所属していたHOTZIPANGを2024年10月31日に離れ、2024年11月1日に独立しました。
現在は個人事務所で活動し、作品やイベントの最新情報は公式SNSで発信しています。
シシヤマザキの経歴
シシヤマザキさんが絵を描き始めたのは6歳の頃。
ギャグ漫画を制作し、16歳ではアメリカに留学しています。
2010年、東京藝術大学在学中にPRADAの「YO VIDEO!」プロジェクトに応募した作品が選ばれ、アーティストとして注目を集めるきっかけとなりました。
その後、国内外の有名ブランドやアーティストとの仕事を次々に手がけています。
| 年 | 主な経歴・活動 |
|---|---|
| 2010年 | PRADA「YO VIDEO!」プロジェクトに作品が採用 |
| 2011年 | アニメーション「YA-NE-SEN a Go Go」制作 |
| 2013年 | 「やますき、やまざき」制作 |
| 2015年 | ルミネのキャンペーンCM・ポスター制作 |
| 2015年 | YUKI「好きってなんだろう…涙」のMV制作 |
| 2017年 | CHANELのキャンペーンムービー制作 |
| 2018年 | Forbes「30 Under 30 Asia」に選出 |
| 2020年 | 栃木県益子町に活動拠点を移す |
| 2022年 | 益子町とのNFTアートプロジェクトに参加 |
| 2024年 | 朝ドラ『虎に翼』OPアニメーション制作 |
| 2024年 | HOTZIPANGを離れ独立 |
| 2025年 | 作品集『つながるからだ』発売 |
| 2026年 | 『南田南弁護士は天才肌』OP・クジラのイラスト制作 |
中でも印象的なのが、2017年のCHANEL「ガブリエル ドゥ シャネル」のキャンペーンムービーです。
モデルのカーラ・デルヴィーニュさんが、シシヤマザキさんのアニメーションの世界で動き回る作品を制作しました。
また、2025年には東京・虎ノ門のart cruise galleryで個展「ひかりだすわ」を開催するなど、現在も絵画や陶芸の分野で精力的に活動しています。
シシヤマザキはどんな作品を制作している?
シシヤマザキさんは、アニメーションだけでなく、イラスト、似顔絵、LINEスタンプ、陶芸、立体作品などを制作しています。
イラスト
シシヤマザキさんの作品は、ピンク色を使ったものが多く、独特の色合いは「シシピンク」と呼ばれています。
華やかなのにどこか優しく、とても可愛らしい色彩です。
モチーフにはご自身の姿を使ったものも多く、ボブヘアーや鼻の下のほくろが特徴的。
少しぽってりとしたフォルムも、シシヤマザキさんの作品らしい魅力があります。
似顔絵
有名人の似顔絵も数多く描いています。
2015年には、北野武さんやBABYMETALなどの肖像画を収録した初の画集『シシヤマザキの画集』が発売されました。
個人的には、シシヤマザキさんの作品の中でも、この似顔絵が特に好きです。
優しい色合いと独特の世界観があって、部屋に飾って眺めたくなります。

淡い優しい色調で描き込みは少ないのですが、モデルとなった人物の特徴や雰囲気が素敵
LINEスタンプ
シシヤマザキさんのイラストは、LINEスタンプにもなっています。
2026年10月現在、LINE STOREでは次の2種類が販売されています。
どちらも190円(税込・LINE STORE表示価格)です。
シシヤマザキさんの作品を気軽に楽しみたい方には、LINEスタンプもおすすめです。
アニメーション
シシヤマザキさんは、CHANEL、PRADA、資生堂など、国内外の企業のプロモーション映像を手がけています。
また、オリジナルアニメーション「YA-NE-SEN a Go Go」(2011年)や「やますき、やまざき」(2013年)は、国内外の映画祭などで上映されました。
作品の特徴は、水彩画のような柔らかな色彩と、滑らかで独特な動きです。
『虎に翼』や『南田南弁護士は天才肌』のオープニングにも、その表現が活かされています。
過去の作品はYouTubeでも見ることができます。
陶芸・立体作品
シシヤマザキさんが陶芸と出会ったのは、2016年に通い始めた東京都内の陶芸教室でした。
その後、栃木県益子町の窯元に通うようになり、2020年には活動の拠点を益子町に移しています。
コーヒーカップやソーサー、お皿などを制作し、一つひとつ手作業で絵付けをしています。
ぽってりとした形や鮮やかな色使いは、イラストと共通する可愛らしさがありますね。
2022年には、益子町とのコラボレーションでNFTアート作品「ma shishi ko」を制作しました。
このNFT作品と陶器製箸置き「ha shishi oki」をセットにした商品は、当時、寄付金額10万円のふるさと納税返礼品として数量限定で提供されました。
2025年の個展「ひかりだすわ」でも、陶芸作品や絵画などを発表しています。
シシヤマザキの作品はどこで買える?
シシヤマザキさんの作品は、書籍やLINEスタンプとして購入できます。原画や陶芸作品については、個展やギャラリーでの販売情報を確認するのがおすすめです。
原画・陶芸作品
以前は「SHISHI SHOP」というオンラインショップで、イラストや陶芸作品が販売されていました。
ただし、2024年11月にシシヤマザキさんが独立しているため、旧所属事務所が運営していたショップを現在の公式販売先として案内することはできません。
原画や陶芸作品は、これまで個展やギャラリーで展示・販売されてきました。
現在の販売情報については、本人の公式Instagramで確認するのが確実です。
作品集『つながるからだ』
2025年10月22日には、シシヤマザキさんの作品集『つながるからだ』が光文社から発売されました。
約10年ぶりとなる作品集で、身体をテーマにした新作や、これまでの創作活動に関する内容が収録されています。
通常版の定価は3,850円(税込)です。
さらに、著者の直筆サインと、絵柄が動くポストカードが付いた特典版も販売されています。
こちらは書籍代4,950円(税込)で、送料が別途必要です。
絵画や陶芸の原作品には手が届かなくても、作品集ならシシヤマザキさんの世界観を手元で楽しめます。
まとめ
『南田南弁護士は天才肌』のオープニングアニメーションを担当するシシヤマザキさんは、2024年の朝ドラ『虎に翼』でも印象的な映像を制作したアーティストです。
PRADAやCHANELなど世界的ブランドの仕事を手がける一方、イラスト、似顔絵、陶芸、音楽など幅広い分野で活動しています。
作品はLINEスタンプや作品集として購入でき、原画や陶芸作品は個展などで発表されています。
『虎に翼』で初めてシシヤマザキさんのアニメーションを見たとき、その優しい色彩と独特の動きに魅了されました。
今回の『南田南弁護士は天才肌』で、どのような世界を見せてくれるのか楽しみですね。

