ドラマ『Dr.アシュラ』に登場するキャラクターたちの名前、実はすべて神様や仏教に由来しているってご存じでしたか? 主人公・杏野朱羅(あんのあしゅら)をはじめ、名前と役柄にしっかりとしたリンクがあるのもこのドラマの見どころ!それぞれの神様のご利益とキャラ設定を知ると、物語がもっと深く楽しめますよ♪
この記事を読んでわかること
- 『Dr.アシュラ』の登場人物の名前の由来
- 各キャラクターと神様との共通点・ご利益
- 名前とリンクした役柄の魅力や意味
- キャラクター紹介を通じて見るドラマの世界観の深さ
Dr.アシュラ登場人物の名前は神様!ご利益とキャラを紹介(メインキャスト)
杏野朱羅(あんの あしゅら)/松本若菜
由来:阿修羅(あしゅら)
神様の性格:半神半人。 強烈な情熱と闘争心を持ち、時に怒りや葛藤に翻弄される多面性のある存在。釈迦を守護する神とされました。
また帝釈天と争うことが多いとされています。病院の名前は帝釈総合病院。対立してしまうのは仕方ないのかもしれません。
ご利益:戦勝祈願・決断力・情熱の炎
人物像:
どんな患者も絶対に断らず、あらゆる手段で救うスーパー救命医。内面に激しい感情を秘めながらも、命を救うことに全力を尽くす。

阿修羅は荒ぶる戦いの神様!
修羅にぴったりだね
薬師寺 保(やくしじ たもつ)/佐野晶哉
由来:薬師如来
神様の性格: 医療と健康の守護仏。慈愛にあふれ、すべての病や苦しみに寄り添う癒しの存在。
ご利益:病気平癒・健康成就・医学の守護
人物像:
未熟すぎて使えないとアシュラに思われるも、どんな患者にも諦めず全力を尽くすアシュラに次第に感化されていく研修医。朱羅に導かれながら、人としても医師としても成長していく。
Dr.アシュラ登場人物の名前は神様!ご利益とキャラを紹介(脇を固めるキャスト)
大黒修二(だいこく しゅうじ)/田辺誠一
由来:大黒天
神様の性格: 豪快でおおらか、人を明るく包み込むような親しみ深さがある。
ご利益:開運招福・商売繁盛・家庭円満
人物像:
救急科科長。院長や外科課長の顔色を伺い従順に従い業務をこなしていたが、アシュラによって息子の命を助けられたことで少しずつ心情が変わっていく
六道ナオミ(ろくどう なおみ)/小雪
由来:六道輪廻
神様の性格: 人の心の善悪や苦しみを深く理解し、精神的な救いを導く存在。
ご利益:精神の浄化・業の理解・因果の癒し
人物像:
アメリカ帰りの形成外科医。考え方や価値観がアメリカナイズされていて、長時間労働を強いられる日本の医療現場には懐疑的。ワークライフバランスを大切にしている。
梵天太郎(ぼんてん たろう)/荒川良々
由来:梵天
神様の性格: 創造と秩序を司る、理知的で包容力のある神。ときにお茶目な一面も。
ご利益:平和・調和・学問成就
人物像:
東王大学病院・心臓血管外科医師。成功率99%を誇るゴッドハンドとして知られている。
吉祥寺 拓巳(きちじょうじ たくみ)/猪塚健太
由来:吉祥天
神様の性格: 美と幸福をもたらす優雅で明るい性格。人を惹きつける魅力を持つ。
ご利益:幸福・良縁・豊穣
人物像:
高い志を持ち、人命救助に全力を注ぐ救急隊員・救急救命士。
九曜沙苗(くよう さなえ)/結城モエ
・
由来:九曜星
神様の性格: 星の運行を見守る冷静な観察者。運命や時の流れに敏感。
ご利益:厄除け・運命好転・開運
人物像:
帝釈総合病院 救急科・看護師。判断力と実行力を兼ね備えた有能な看護師。いつも冷静で、チームの要のような存在。
水吉歩夢(みずよし あゆむ)/荒井玲良
由来:水神+吉祥天の要素
神様の性格: 清らかで柔軟、感情に流されず本質を見抜く知恵を持つ。
ご利益:浄化・柔軟性・良縁
人物像:
薬師寺保(佐野晶哉)と大学時代の同級生。優しさと観察力を兼ね備えたスタッフ。
三宝 加代子(さんぼう かよこ)/阿南敦子
由来:三宝(仏・法・僧)
神様の性格: 落ち着きと深い信仰心を持つ守護者的存在。調和と安定をもたらす。
ご利益:精神の安定・平和・智慧
人物像:
帝釈総合病院 救急科・看護師長。ベテランで病院全体を見守るような落ち着いた人柄。若手を支える母のような存在でもある。二人の子供がいる。
不動勝治(ふどう かつじ)/佐野史郎
由来:不動明王
神様の性格: 怒りの形相で迷いを断つ、不屈の守護神。揺るがぬ意思を貫く。
ご利益:決断力・守護・邪気払い
人物像:
帝釈総合病院・院長。病院の方針を無視し、勝手に重症患者を受け入れる杏野朱羅(松本若菜)を邪魔に思っており、「次に勝手なまねをすれば懲戒解雇」と言い、救急科科長の大黒修二(田辺誠一)には「指導力不足としてヒラに降格」と警告する。
金剛又吉(こんごう またきち)/鈴木浩介
由来:金剛力士(仁王)
神様の性格: 武闘派ながら正義感が強く、信仰と鍛錬を重んじる強者。
ご利益:魔除け・健康・勝負運
人物像:
帝釈総合病院 外科・科長。救急科科長・大黒修二(田辺誠一)のことをバカにしており、救急科を“お荷物”呼ばわりして見下している。
大黒とは対照的に、院長・不動勝治(佐野史郎)にうまく取り入り、出世街道をひた走る!
阿含百合(あごん ゆり)/片平なぎさ
#片平なぎさ 出演
— ホリプロ・グループ・ホールディングス/HoriPro【公式】 (@HORIPROMEGURO) April 16, 2025
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フジテレビ系連続ドラマ『Dr.アシュラ』
本日4/16より毎週水曜日22時~オンエア🚑
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「アシュラ」と呼ばれるスーパー救命医・杏野朱羅(#松本若菜 さん)の活躍を描く医療ドラマ🏥… https://t.co/ul8cYxF8mA pic.twitter.com/eGLtGvatiV
由来:阿含経(あごんきょう)
神様の性格: 仏教の根本経典の一つで、釈迦の言葉をまとめた聖典集。
ご利益:精神の浄化・原点回帰・智慧
人物像:。
医療法人帝釈会・理事長。
今は経営に従事し、国際帝釈病院の新設に向けて奔走中。
多聞 真(たもん まこと)/渡部篤郎
由来:多聞天(毘沙門天)(びしゃもんてん)
神様の性格: 仏教における四天王の一尊で、北方を守護する。武勇と知略を兼ね備えた守護神。力強さと慈悲を併せ持つ。
ご利益:勝負運・財運・勇気
人物像:
救急科元科長。かつて朱羅と理想を語り合ったカリスマ医師。4年前に紛争地への医療派遣事業に従事するため海外へ渡航。帰国すると一変し救急救命科を閉鎖すると提案する。一体なんのために?アシュラとの関係はどうなる?
Dr.アシュラあらすじを紹介
命に“選別”なし——型破りな救命医が描く医療の真実
原作『Dr.アシュラ』は、すべての命を平等に救おうとする破天荒な救命医・杏野朱羅(あんの・しゅら)を主人公にした、スーパードクターものです。
物語の舞台は東京近郊にある架空の大病院「帝釈総合病院」。
そこで日々、救急現場の最前線に立つ朱羅は、規律もルールも“命を救う”という信念の前で全て後回し。
時には2人の患者を同時に手術するという驚異的な行動を取り、暴力団関係者や無保険の患者さえも分け隔てなく受け入れる。その姿勢が院内の方針や他の医師たちと衝突を生みながらも、信念を貫く姿を颯爽と描いています。
ストーリーの軸をなす3つの構成と展開
朱羅との出会い、始まる試練
若き研修医・薬師寺 保(やくしじ たもつ)は、いつでも「できない」「未経験」と理由に患者への対応に逃げ腰のお荷物でした。朱羅の現場に無理やり巻き込まれながらも、命に真正面から向き合う医療の現実を体感し。いつの間にかアシュラに尊敬の念を抱くようになっていきます。
そんな中、朱羅の憧れだった元救急科科長・多聞 真(たもん まこと)が海外から帰還。
彼は、国際医療団を支えるため「採算の合わない救急を削り、難病患者の受け入れに特化した病院づくり」を目指し、現在病院のお荷物の部署の救命救急を閉鎖の提案をします。
朱羅はその理念に疑問を抱きます。
病院経営を私物化していた院長が事故に遭い、多聞が受け入れを拒否する中、朱羅は彼の命を救います。
病院改革と外科医の策略
薬師寺は研修を終えて朱羅の元に戻り、今度は一人前の救命医として再登場します。
そこにやって来るのは、多聞の旧友であり心臓外科の重鎮・梵天太郎(ぼんてん たろう)。
メディア戦略を駆使して病院の改革を押し進める一方、彼は朱羅たちの救命チームを排除しようと暗躍します。
だが、自らの思惑で託したVIP患者のオペを朱羅が完璧に成功させたことで、梵天は失脚。
墜落事故とトリアージの決断
ラストでは飛行機事故の現場に向かうアシュラ。限られた医療リソースの中で、彼女は“誰を救い、誰を見送るか”という極限のトリアージ判断を迫られます。
命の重みと医師としての信念のはざまで揺れながらも、朱羅は自らの過去と向き合い、再び「救う」という選択に立ち向かいます。
現代医療の矛盾と理想の狭間で
『Dr.アシュラ』が描くのは、単なる医療ヒューマンドラマやスーパードクターの日々ではありません。
● 経営と信念が衝突する病院という組織
● 救える命と救えない命のリアルな境界
● 誰もが「平等に救われる」とは限らない現実
その中で、朱羅は“命の選別をしない”という信念を掲げ、常識の壁を突き破ります。理想に近づこうともがく彼女の姿は、時に暴走と批判されながらも、読者に「命をどう考えるか」を問いかけてきます。
視聴者の目線で反応する研修医の存在
研修医・薬師寺の存在は、朱羅という型破りなヒロインの物語に現実感と視聴者目線を与える重要な役割を担います。
成長途中の彼が、朱羅に圧倒されながらも医師としての自覚と使命感を育んでいく様子は、見るものに緊張感と共感を与えます。
命の価値に境界はない
『Dr.アシュラ』は、過激で過酷な医療の最前線を通して、「命とは何か」「誰を救うのか」を問い続けます。
朱羅の型破りな行動は、理想とは遠く、現実は過酷。
それでもなお立ち上がり、命のために全力で動く姿に、一種の爽快感を感じずにはいられません。
Dr.アシュラ登場人物の名前は神様!そのご利益と役とのリンクとあらすじを解説まとめ
Dr.アシュラの登場人物たちは、名前と役割に神様の意味が込められており、物語全体に深みを与えています。
特に主人公アシュラは“闘いの神・阿修羅”がモチーフで、正義を貫く姿が印象的です。
ほかのキャラクターたちも、それぞれの神様のご利益や性格が設定やセリフに反映されていて、名前の意味を知ることで物語の見方が変わる楽しさがあります。
作品をより深く楽しむために、名前と神様の関係を意識して視聴するのもおすすめです!