実際の事件を基に制作された映画『でっちあげ』。
亀梨和也が演じるジャーナリストのモデルは誰なのか?
ジャーナリスト・福田ますみ氏の原作をもとに、真相とキャスト・スタッフ、事件の背景を徹底解説します。
- 映画でっちあげば実話を元にしたオリジナルストーリー
- 亀梨和也の役は誰がモデル?
- 福岡教師いじめ事件の顛末
- 映画の公開日
【でっちあげは実話?】亀梨和也が悪役でモデルは誰?
でっちあげは事実に基づいたストリーになっています。
実際の事件に照らし合わせるのなら亀梨和也さんの演じる週刊誌記者は主人公の罪をでっちあげる人物になると思われます。
亀梨和也が演じるジャーナリストのモデルは誰?
実際の事件で 週刊文春に記事を書いたのは当時在籍していたジャーナリスト西岡研介という人物です。
西岡氏は当時該当生徒の両親や他の同級生の保護者などに取材をしています。けれども該当教師には取材を申し込みますが拒否され取材できていません。
それでも西岡氏は「悪魔教師」などとセンセーショナルな記事を書き上げました。
テレビ番組が教師のいじめを否定
その後日本テレビ系の「「ザ・ワイド」は教諭の「反論」を教師の意見を含めて放送
さらに翌14日には、「サンデーモーニング」が、児童や保護者に尋ねても、いじめや体罰の話が出てこないと報じています。
西岡氏の反論は?
それに対して西岡氏は学校が該当クラスの児童に対して行ったアンケート では、児童の8割が「体罰を見た」と回答していること。
児童らの弁護団が、教諭の体罰により折られた児童の歯を保管している
と主張しました。
しかし裁判ではおられた歯の確認はできていなおらずアンケートに関しても、アンケートの信用性自体が否定されていいます。
実際には西岡氏が記事に書いたいじめ行為は、裁判でも認められているものはありません。
西岡研介氏は謝罪はしていない
西岡氏は事件収束後も一切謝罪はしていません。
かといって西岡氏はいい加減な記者というわけではありません。
測定衛東京検察庁の検事長のスキャンダル、森喜朗内閣総理大臣の買春検挙歴報道などをスクープし、2年連続で編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞を受賞をしている人物でもあります。
【でっちあげは実話?】亀梨和也の出演時間は?
亀梨和也さんがインスタなどでちょこっとだけ出演というような発言を残しているのでガッツリ出演ではなく時間は短いかもしれません。
ただ、それは渡辺翔太さん主演のゾク怖いまどりのゲスト出演がある、という話もあるのでそちらのことかもしれません。
いずれにせよ、ガッツリ出演はない可能性が高いと思われます。
重要な役なのでインパクトはある!
主人公の綾野剛さんの演じる教師をい取材もせず根拠もなく「悪魔の教師」と書きたて渦中に巻き込む役となるので物語の中では重要な人物になることが考えられます。
綾野剛さんはこの映画での亀梨さんの演技を
- かっこよかった
- 似たことのない表情、芝居
- とても魅力的
とコメントをしています。
ちなみに亀梨さんは「妖怪人間ベム」で綾野剛さんと共演しています。
当時は綾野さんはゲスト出演。今は肩を並べるような俳優さんになっています。胸熱ですね。
【でっちあげは実話?】殺人教師と書かれた事件の全貌とは?
映画でっちあげは事実を元にしたお話です。
映画でっちあげの原作はジャーナリスト福田ますみ氏が書いた「でっちあげ 福岡殺人教師事件の真相」です。
福岡の小学校教師が普段から特定の児童に対して体罰や言葉によるいじめを行いPTSDになり、保護者が告訴し裁判までしましたが、保護者の嘘が次々と明らかになり、結局は示談となった実際にあった事件です。
福田ますみ氏はこの作品で
2007年に第6回「新潮ドキュメント賞」を受賞しています
事件のあらまし
2003年4月 福岡市西区の小学校教諭(当時46歳)が担任しているクラスの男子生徒(当時9歳)の右の頬を、右手の甲で叩くいたことから始まりました。
2003年5月12日 教諭が児童宅を家庭訪問。児童の母親と午後8時頃から10時30分頃面談。
2003年5月30日 児童の両親が学校に最初の抗議の電話が入ります。
家庭訪問時の差別発言や、家庭訪問の翌日以降、体罰が行われていることなどを校長に訴えました。
保護者が訴えた体罰やいじめは下記のようなことでした。
- 母親のルーツにアメリカ人がいることで「血が混じっていて汚れている」と発言
- アメリカ人の血が混じっているので頭が悪い
- 学校で体罰をなん度も受けて、怪我をした
- 「お前は生きとう価値がない。死ね」と言った
- 生徒のランドセルをゴミ箱に捨てた
- 子供がPTSDを発症
教師は最初の暴力については認め謝罪
6月9日 授業中に教師が謝罪、その後からは他の教師が授業に立ち会うことに。
6月17日 教師が保護者に謝罪
6月23日 保護者の要望により該当クラスの保護者に対して懇親会を開きいじめについての説明と担任の交代を発表
最初の報道から教師の停職へ
この事件は6月17日に朝日新聞に報道されてしまいます。
そこからは教育委員会の聞き取りや生徒のアンケートが行われます。
そして8月22日には該当教師は6か月の懲戒処分を受けてしまいました。
6月27日 朝日新聞(西部本社) が本事件を報道。
7月2日 福岡市教育委員会が、教師に対して、事情聴取を開始。全8回
7月7日 該当クラスの児童28名を対象に、教諭のいじめ行為についてのアンケートが行われる。
8月22日 教師に対し、停職6か月の懲戒処分
9月5日 該当児童が久留米大学病院で前田正治医師の診察を受け自宅療養を勧められる。投薬治療開始。
文春記事が発端で全国規模の報道に!
10月2日 文春が記事にしてテレビでも放送されて大騒ぎに
文春はこの事件を面白おかしく書き上げています。
タイトルは「史上最悪の『殺人教師』とセンセーショナルなもので、「悪魔のような教師」などと書き、さらには教諭の実名、顔写真や自宅の写真をも掲げて強く非難しました。
テレビではこの事件を取り上げて、この教師は全国から避難をあびることになりました。
10月8日 児童とその両親が原告となり、学校の設置主体である福岡市と教師を被告として、福岡地方裁判所に提訴。教師のいじめにより、児童が重篤なPTSDになったとして、約1300万円の損害賠償を請求しました。
10月10日 該当教師がテレビで一連の疑惑を否定。同じ日に福岡市人事委員会に対して懲戒処分の取り消しを求め不服申し立てをおこないました。
両親の訴えで裁判、その行方
12月5日 福岡地裁301号法廷で第1回口頭弁論。原告側弁護団は550名に。
2004年2月2日 第2回口頭弁論 被告教諭は体罰や差別発言の事実をすべて否定。
2006年7月28日 第1審判決。福岡地裁は、被告福岡市に、児童に対して220万円の支払いを命じる判決を言い渡し、原告らのその他の請求を棄却。
8月10日 第1審判決に対し、児童・両親は福岡高等裁判所に控訴
2007年3月5日 児童・両親は教師に対する請求につき、控訴を取り下げました。
市と該当少年の両親と和解へ
この後は該当教師と保護者との争いはなくなり保護者と市との和解に向けての話し合いとなりましたが、なかなかうまくいかず、最終的には賠償額は330万円で和解が成立しています。
そして該当教師は2013年1月17日 に 市の人事委員会が懲戒処分をすべて取り消すと言う裁決をしています。
結局は被害者の両親が嘘をついていたことが明らかになりました。
- 母親のルーツにアメリカ人がいることで「血が混じっていて汚れている」と発言
ルーツにアメリカ人がいることは確認できていない。
発言に対して教師は否定(それで見た目がハーフっぽいという発言はあった) - アメリカ人の血が混じっているので頭が悪い
発言に対して教師は否定 - 学校で体罰をなん度も受けて、怪我をした
ゲーム的な体罰はあったが怪我をするほどのものではない - 「お前は生きとう価値がない。死ね」と言った
教師は否定 - 生徒のランドセルをゴミ箱に捨てた
床に放置されていたランドセルをコミ箱の上に置いて「取りに来るように促した」と教師は主張。教育委員会では行き過ぎた行為だったと認定 - 子供がPTSDを発症
児童は入院をしていたが土日には学校のグランドでサッカーをしている姿が見られていてPTSDは誤診であると判定
裁判で裁判所に認められたのは児童のランドセルをゴミ箱に乗せたということだけでした。

児童の性格などは触れられていないけど
結構やんちゃな性格っぽいよね。

確かにね。
元々注意されることが多くて両親が普段から
先生のことをよく思っていなかったんじゃないかな〜
この事件のまとめ
この事件でのいじめにあったという少年の両親の虚偽が明らかになり、該当教師は罪に問われることはありませんでした。
いじめ疑惑が記事になり、両親の虚偽の申し立てだと認められるまでこの教師は7年も苦しむことになっています。
事件を報道するメディアの責任、世間の声などがいかに根拠なく発言し、該当者に誹謗中傷を浴びせているかが描かれる問題作になっていると思われます。
三池崇史監督はホラーやバイオレンス映画の作成で人気の高い監督ですが、この作品はホラー風味を交えながらも社会派の作品になると思われます。
【でっちあげは実話?】取り上げるのは冤罪に苦しんだ教師
綾野剛さんがいじめをしたと週刊誌に報じられ苦しみのちに冤罪を勝ち取る教師を演じています。
嘘の申し立てで苦しむ教師やその周りの人々を中心に葛藤や苦悩、戦う姿を描いていく社会派の映画だと想像できますね。
そこを縦軸にPTA、学校の校長や教頭、教育委員会からの視線や両親がなぜ教師をいじめの犯人に仕立て上げようと思ったかが描かれていくと思われます。鬼才三池崇史監督がどうエグく描いていくのか期待していいでしょう。
【でっちあげは実話?】映画のキャスト・スタッフ
主演の教師役は綾野剛
薮下誠一役:綾野剛
綾野剛さんはやってもいないいじめの嫌疑をかけられ苦しむ教師役を演じます。
やっていないというのはわかっているのでありもしないいじめのシーンがどのように描かれるかは注目でしょう。
いじめられた子供の母親は柴崎コウ
氷室律子:柴崎コウ
柴崎コウさんは悪役のイメージはないですよね。
今回のストーリーでは少年の母親は悪役であるはず。一見子供を守るために戦う母親の裏の顔をどのように演じるのかが楽しみですね。
その他のキャラクター
特報を見ると他には
- 木村文乃
- 光石研
- 北村一輝
- 迫田孝也
- 小林薫
などが出演されます。あと岡崎紗絵さんが綾野さんの奥さん役のようですね。
木村文乃さんはルポを書いた福田さんを演じるのでは?と想像しています。
亀梨和也さんのファン目線からいいうと以前に共演された俳優さんが数多くいらっしゃって安心できる現場だったであろうと想像します。
監督は巨匠三池崇史
三池崇史といえばホラー、バイオレンスを得意とする映画監督です。
主な作品
バイオレンス
ゼブラーマンシリーズ
クローズZEROシリーズ
十三人の刺客
悪の驚天
藁の楯
怪物の木こり
神様の言うとおり など
ホラー
着信アリ
オーデション など
コメディ
土竜の唄シリーズ
天国から来た男たち など
【映画でっちあげ】公開日は?

公開日:6月27日全国公開 東映
配給会社が東映、監督が三池崇史ということなので上映規模は大きくなると予想します。
全国で300館以上の上映になるのはないでしょうか?
初日には舞台挨拶、数日後には大ヒット上映挨拶などがあると予想されます。
ファンの方は出演者に会える機会が複数ありそうですね。
【でっちあげは実話?】亀梨和也は悪役?メディアに苦しめられた教師の事件の全貌とは?まとめ
映画『でっちあげ』は、実話を元にした重厚なストーリーと、豪華なキャスト陣、そして監督三池崇史の独自の演出が光る作品です。
この記事は、実際の事件とフィクションが交錯する背景を詳しく解説するとともに、映画公開に向けた期待感を高める内容となっています。