ドラマ『魔物』第3話の放送後、次回(第4話)が“特別編”になるとの発表がありました。急な編成変更に驚いた方も多いのでは?そこで今回は、なぜ第4話が放送延期となったのか、その背景にある理由を考察してみました。
この記事を読んでわかること
- 特別編となった理由の考察
- 第4話の正式な放送日は?
- 5月9日の特別編で放送される内容
- 視聴者の反応やSNSの声まとめ
ドラマ【魔物】第4話が特別編に!発表の経緯と公式情報
3話の終了後に5月9日の放送が特別編になるというお知らせがありました。
TVLIFE(5月16日号)を見ると5月9日「魔物」は第4話放送となっていて、この特別編放送は急遽決定だったことがわかります。
果たしていったいなにがあったのでしょうか?
ドラマ【魔物】第4話が特別編になった理由は4つ?
基本的には撮影が遅れているのが原因だと思われます。
それではなぜ撮影が遅れているのでしょうか?その理由を深掘りしてみたいと思います。
主要キャストの体調不良や怪我の可能性
こういったことは滅多にないのですが、主要キャストが病気や怪我で撮影が遅れている、ということが考えられます。
過去コロナ禍では主要キャストが感染してしまい撮影ができなくなり、特別編を挟む、ということは複数ありました。
2020年のドラマ「半沢直樹」ではスタッフがコロナに感染してしまい第8話を1週間延期することになりました。
その時はなんと「生放送」で対応しています。
『ハコヅメ~たたかう!交番女子~』(日本テレビ系)では主演の一人の永野芽郁さんがコロナに感染し『ハコヅメ』は8月4日放送予定だった第4話と、11日に放送予定だった第5話が延期され、代わりに2週にわたって特別編が放送された。という過去があります。
ただし現在までに「魔物」のキャストが病気や怪我をした、という報道は一切されていません。
通常ドラマの放送のスケジュールの変更があるようなことならニュースになりますのでそれはないと思われます。
タッフや製作陣のトラブル(体調・事故など)
今回は韓国の人気ドラマ『梨泰院クラス』、『夫婦の世界』、『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』を製作したSLLの監督やプロデューサーが参加、日本のチームと組んで製作することが話題になりました。
監督は韓国のチン・ヒョク氏と日本の瀧悠輔氏が勤めていますのでどちらかに何かあっても撮影が遅れることはないように思えます。
脚本の遅れ・日韓制作の意思疎通のズレ
脚本は『ハロー張りネズミ』(TBS)、『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ)、『テッパチ』(フジテレビ)のほか、韓国ドラマの名作『星から来たあなた』のリメイクを手掛けたこともある関えり香氏が担当しています。
2000年から脚本家として活動しキャリアは25年、今までたくさんの作品を手がけたベテランです。
なにもないのに脚本が遅れるというとは考えられないです。
原案は韓国人スタッフで脚本は日本人、そして監督は韓国人ということで意思の疎通がうまくいかず脚本が遅れてしまっている、ということはあり得ることかと思われます。
すでに2話では日本人のお葬式の風習にない葬儀場で「キムチチゲ」を調理して食べる、テーブルクロスが赤という違和感のあるシーンがありました。これが放送されたということは日本人スタッフが「面白い!」と思ったのか「違和感」があったけれど韓国側の力が強いのか…。視聴者には想像がつきません。
お互いドラマの撮影の仕方やスケジュール感も違うので何かトラブルがあったことも考えられます。
過激シーンめぐる認識の違いと現場の混乱
韓国ドラマは歌劇がなシーンや衝撃的な展開が多いですよね。
放送中の「魔物」でも麻生久美子さんと塩野理玖さんの過激なラブシーンが話題になっています。
もちろんこの作品にはインティマシーコーディネーターが参加していて、そういった過激なシーンにはしっかりコーディネイトしてくれています。
主演の麻生久美子さんは過激なシーンについて下記のように話しています。
撮影にはインティマシーコーディネーターも参加していたそうで、麻生は「(いらっしゃったことで)余計に話しやすかったです」と回顧。「事前にそれぞれにお話しをしてくださるんです。そのときに自分の中ではどこまでできて、どういうことを思っているのかと全て話すので、インティマシーコーディネーターさんがつけてくれた芝居はお互いに了承しているという上でお芝居ができるので、遠慮をせずに済む」と安心感を口にした。
yahoo!ニュースより
ところが今回は監督は韓国の方。
実は韓国ではまだインティマシーコーディネーターは一人もいないそうなんです。(2024年11月時点)
俳優は意に沿わない肌の露出があってもなにもいう事ができない俳優さんが多いとインティマシーコーディネーターの西山ももこさんは語っています。
またインティマシーコーディネーターは俳優側に立って意監督に意に沿わないシーンを拒絶をするためにいると思っている俳優さんも多いとのことです。
つまり監督や製作側は「言いたい放題」な訳です。(もちろん悪意ではなく)
この認識の違いがトラブルになっている、ということもありそうに思えます。
5月9日の特別編ではなにが放送される?
- 韓国制作スタジオSLLへの潜入取材
- チン・ヒョク監督(『主君の太陽』『青い海の伝説』など)の独占インタビュー
- 名シーンの舞台裏を紹介(キスシーン、雨傘ラブシーン、キムチチゲぶっかけシーンなど)
- 麻生久美子&塩野瑛久が参加した完成披露試写会の様子
- インティマシーコーディネーターが入った過激シーンの撮影秘話
- 日韓共同制作ならではの撮影現場の裏話
- 初公開のメイキング映像
- 第1〜第3話のダイジェスト映像(見逃し対策)
- 北香那、落合モトキ、神野三鈴、佐野史郎らの濃厚キャラクター紹介
メイキングや舞台裏など魔物ファンには見逃せない内容になっていますね。
正式な「第4話」放送日はいつ?最終回スケジュールに影響は?
第4話は5月16日23:00〜に放送されます。
魔物は製作発表時に全8回ということが発表されていますので放送は一週間ずれて放送されると思われます。
今後変更があったら追記していきますね。
4話あらすじ
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