第5話で第一章が終わり6話から第二章に進んだ大奥、2章では予想通り大きな展開がありました。
やっとお互いの想いが通じて結ばれた家治と倫子。
お知保が妊娠!やっぱり倫子は穏やかには暮らせないようです。
倫子と家治仲はどうなった?
お知保がお世継ぎ出産で正式に側室「お知保の方」に
お世継ぎ誕生で松島は田沼を切り捨て!
父の遺言を受けて定信サイコパス発動!
第6話はどのような展開になるのでしょうか?
子供ができなくて焦る倫子、家治との絆は深まる
お知保が名実ともに側室となり、劣等感にさいなまれる倫子。お品は、家治の子を切望する倫子の力になろうと、懇意の大奥料理役人の 貞野介と食材のことを相談する
というのはお知保が懐妊し出産したと思われます。
週刊TVガイドより
倫子と家治の仲はどうなった?
ネタバレ
6話ではお知保の懐妊がわかり、すでに臨月に入っていました。
家治と倫子は夫婦として仲良く暮らしており、お知保の方には一度もお渡りがありませんが自分に子供ができないことを気に病んでいました。
食事に気をつけたり、小さな祠(ほこら)にお参りをしたり。
そんな中お知保の方の子供に嫡男の名前である「竹千代」という名前が付けられます。
それを聞いて倫子は「自分にはもう子供を期待されていないのか」とますます劣等感に苛まれてしまいます。
とうとう家治に「上様とのお子を抱きしめたい、子供を産んで幸せな家庭を築きたい」と正直に自分の思いをぶつけます。
「わしの妻というだけでは満足できぬということか」「子がおらねばわしとは幸せな家庭が築けないのか?」と反論されてしまいます。
そう返されて倫子は何も言えなくなってしまいました。
ある日松島が抱いている竹千代に遭遇します。近づいてそっと手を差し出すと竹千代君は倫子の人差し指をギュッと握り返しました。
思わず「かわいい」と呟く倫子。誰の子でも家治の治世に産まれた子であり、家治が幸せに暮らせるように望んでいる子供であることに気づきます。
そして「私はいつの間にか自分の子供を持つことに意固地になってお知保どのを妬んで、そんな自分が嫌でますます焦って」と上様に詫びます。「私は上様の妻」「この国の子供は誰の子であろうともこの国の宝です」「子を持つことを目的とするこの大奥で心から愛する方に出会えた私はこの上ない果報者でございます。」と家治にまっすぐ自分の気持ちを伝えるのでした。
お互いの心のすれ違いを解消して抱き合う二人。しかし倫子は突然倒れてしまいます。
実は部屋子の「お梅」が常時焚いていた「お香」に妊娠できない成分が含まれていたのでした。
それがわかりお梅を問い詰めたお品でしたが、逃げられていましました。
倫子の年齢の設定かわかりませんが、まっすぐで凛としたところは好ましいですね。でもとにかく恋愛に対して子供っぽい。幼少から家治に嫁ぐために江戸に住んでいたのに少しも御台所としての心得の教育がされていないのは何故なんでしょう?
恋に純粋という江戸時代の御台所としては稀有な存在なのかもしれません。
小芝風花さんの演技がいいですね。特に笑顔がかわいい!
上様は子供ができなくて苦しんでいる倫子の心の負担を軽くするために子を持つだけが幸せではないと倫子に話しますが、上様の子供をこの手に抱きたいという倫子にはその気遣いは通じませんでした。口下手にも程がありますよ上様!
一方お知保の方さまには相変わらず冷たいそぶりで…。
倫子に一途な上様最高です!
【大奥2024】 松島の生涯は?胸の火傷に秘密と倫子を嫌う理由を考察!
お知保の方はご懐妊、出産
上様と夜を共にしたお知保。家治の目的はただ「世継ぎを授かること」でしかありません。
5話の終わりではご懐妊がわかりましたが、6話ではすでにお腹は大きくなって大奥を我が物顔で闊歩していました。
廊下ですれ違った高岳に高圧的な態度をとり、妊娠できない倫子には「お子ができないご正室は自分の立場を見極めて城のハズレの二の丸にくだれてたと聞き及んでおりますゆえ」と嫌味を言います。
そして待望のお世継ぎである男の子を無事に出産し「竹千代」と名付けられ実質「お世継ぎ」であることが知らしめられます。
家治は倫子に促され渋々お知保の方に会いにいき、「よく頑張ってくれたな。礼をもうす」と立ったまま伝え、寄り添うことも、赤子に触れることもしませんでした。
子供を抱き幸せに浸るお知保の方でしたが、お世継ぎは生母ではなく乳母や教育係が育てるしきたりという理由で松島に竹千代を取り上げられてしまうのでした。
上様…気持ちがないにしてももっと労ってあげて欲しかったかなぁ。出世欲ではなく上様を慕っているお知保の方がかわいそうです。
それにしてもお知保の性格が悪すぎるw
お子をご懐妊したらでかい顔をし出して、周りを見下し始め最悪。倫子には嫉妬からかライバル心を剥き出しにしてマウントとってきますよね〜。安産のお守りをわざと倫子にわかるように落としたりして。
今回は松島に竹千代を奪われてしまいました。
史実ではお世継ぎは倫子が育てる、となっていますが、松島が育てていきそうです。
お品と葉山の密会が目撃されて…
5話では「お慕いしております」と葉山からの告白を受けてしまったお品の恋はどうなってしまうのでしょう。
6話でもお品は葉山に倫子のために体に良い食材の相談をしたり、部屋子の「お梅」の焚いているお香の成分を調べてもらったり、色々な相談をしています。
「自分はずっと倫子様のお世話をすることだけを考えておりましたので誰かの妻となることも、母になることが想像できないのかもしれませんね」いうお品を葉山が抱き締め「そんなお品様も素敵ですがもっとご自分の幸せの考えた方がいい」と励ますとお品は「でしたらこのひと時が一番幸せにございます」というお品。
とうとう二人は一銭を超えて口づけを交わしてしまいました。
しかしそれを高岳付きの御中臈夕霧に見られてしまい、高岳に報告されてしまいます。
純粋で人を悪く言わない倫子に対して俗人なお品は結構好きです。
初めてお渡りのあった次の日倫子に「今日は髪のつやが違います」と言ったり、結構毒を履いたりしています。
今回も高岳一味に「何が恥ずかしいのです。」と食ってかかり、「子供を産もうが産むまいが上様の妻は倫子さまでです。現にお知保様のところには孕られてから一度もお尋ねがないではありませんか!」と皆のいる前でお知保の方をディスっています。
葉山と会っていることを心配する猿吉に対し「もうあっていません」と嘘もついたりも。
倫子と同じ世間知らずなところも多いですけど人間っぽいといところが私は好きです。
そして蔵で密会しているのをとうとう見られてしました。
これ、かなりやばいですよね。表沙汰になれば厳しい処罰が待っています。しかも見られたのは敵方のお中臈。無事では済そうになりません。
高岳がどう動くのか心配でなりません。
【大奥2024】 倫子には子供ができる?お知保に続いてお品も側室になるのか?
松島と田沼の関係が悪化!
お世継ぎが産まれ、喜ぶ田沼と松島。
しかし、お知保の方の産んだ子の名前を「竹千代」と田沼に相談せず直接家治に進言し勝手に決めたことに田沼の逆鱗に触れてしまいます。
「上様に直接物申すなど女子のすることではないわ!身の程をわきまえよ」と言われてしまいます。
それに答えぬ松島に郷をにやして盃の酒を松島にぶっかける田沼に
「そうした人を見下した態度、前々から忌み嫌っておりました」「大奥総取締となり、若君が生まれた今、これからは私の好きなようにさせていただきます」「これからそなたの指図は金輪際受けるつもりはございません」と宣言。
私はただ、そなたはもう用済みだと申しているのです」と田沼を切り捨ててしまいました。
実は松島は家治の母、お幸の方についていた御中臈だったよう。そしてお幸の方が亡くなったのち、後ろ盾が欲しいと田沼と結託していたのでした。
「女子(おなご)をつかわずともこの身一つで大奥の頂に立ち周りのものを見返したいのです」と。
お知保の方がお世継ぎを出産したことでもう田沼には用はないということなのでしょう。
あんなにベタベタとしていたのに松島さん、情け容赦ありません。
しかし「女子を使わずに」と言っているので田沼とは体の関係はなかったようです。意外!
相当我慢して、いつか自分が権力を持った時には捨ててやろうと思っていたのでしょう。怖いです!
それにしてもたった一人のお世継ぎが産まれたからといって全然安心できないと思うのですが、田沼を切り捨ててしまって大丈夫なのでしょうか?
そしてあの田沼が松島にいいように扱われて黙っているでしょうか?
田沼は今度は高岳と手を組んで「お品を側室に」という流れになっていくようですね。
あと松島には気になることがありました。
胸の火傷です。今回も回想で誰かにお湯をかけられたようなシーンがありましたね。彼女が公家を嫌う理由そこにあるのではないでしょうか?今後その理由も明かされていきそうです。
これからの松島の動きにも注目です。
【大奥2024】平賀源内は倫子の味方になる?演じる味方良介についても調査
田安宗武が遺言を残し逝去、サイコパス定信発動!
定信の父、田安宗武(陣内孝則)が定信に遺言を残して亡くなってしまいます。
宗武は自分が後継に選ばれなかったこと、息子の定信を養子に出さざるおえなかったことをずっと恨んでいました。
定信は倫子に文を送ります。
側室がお世継ぎを産んだことで苦しむ倫子を心配し、励まして倫子の心を癒します。
定信の父が残した遺言は「家治の血を根絶やしにせよ」という衝撃的なものだったことがわかりました。
倫子にこの出来にようにお香に混ぜた毒を焚かせたのはなんと定信だったのでした。
「倫子どのの悲しむ顔だけは見たくないのだがなぁ」
その物言いに何の感情も感じられず視聴者を恐怖に陥れました。
倫子に毒を盛ったことをお品に勘付かれてしまったお梅は定信の目の前で殺されてしまいます。
定信は怯むことなく冷静に「片付けておけ」と言い放つのでした。
そして幼き頃に倫子の目のまで羽のもげだトンボを見せたのが定信だったことが判明します。
その時「なぜこんなことをするの?かわいそうでしょ」という倫子に定信は「かわいそう?なぜ?」と事もなげに言い放ちます。
突然サイコパス定信発動です。
あんなに家治や倫子のことを心配しているように振る舞っていたのは父の遺言を聞く前だったからでしょうか?
子供の頃どんぼの羽をもいで何とも思わなかった定信は元々サイコパス気質で
目的のためなら人を殺すことも何とも思わない性分なのでしょう。
また父宗武の影響も強く、常に自分にも将軍になれる血と素質があると言われて育てば遺言を実行しようと思い込んでしまっても不思議はありません。
今後は裏は倫子とお知保(松島)の戦い、表では家治と定信の戦いが激しくなっていきそうです。
【大奥 宮舘涼太】松平定信と徳川家治との関係は?松平定信は史実ではどんな人?
まとめ
第2章は1年後のようでですね。
倫子は家治と心身ともに夫婦となり良い関係だが子供はできていない
お知保がご懐妊・出産で正式に側室「お知保の方」となる
お世継ぎ誕生で松島に田沼が捨てられる!
父の遺言を受けて定信がサイコパスに!
第2章で注目なのは、お品の恋はどうなり、どういういきさつで家治の側室になるのか?ですね。
サイコパス定信はどうなるのか?倫子は子供を産めるのか?ですね。
気になる展開になりそう。定信様確変で楽しみになってきました。