織田さん演じつ宗江のキービジュアルとなった日の差し込む洞窟や黄金の3体の大仏などスケールの大きなロケ地はどこなのか気になっている人も多いのでは?
映像を見た誰もが驚く圧倒的なスケール感。2026年、ついにベールを脱ぐWOWOWドラマ『北方謙三 水滸伝』は、海外ロケに頼らず、全編オール日本ロケで撮影されました。
スタッフの総移動距離は、地球半周分に相当する2万5,000km。12世紀中国の過酷な荒野を再現するために選ばれたのは、日本各地に眠る「本物の秘境」でした。放送開始を前に、主演の織田裕二さんが「決死の覚悟」で挑んだあの場所や、地元ソースから判明した最新のロケ地情報を徹底検証します。
北方謙三版ドラマ「水滸伝」ロケ地はどこ?
「これ本当に日本なの?」と驚くような圧倒的スケールの映像が話題のドラマ『北方謙三 水滸伝』。
実は海外ロケに頼らず、オール日本ロケで撮影されています。
スタッフが地球半周分に相当する2.5万kmを移動して見つけた「日本の秘境」。今夜22時の放送開始を前に、主要なロケ地を整理しました。
宗江が書物をしたためた洞窟は富士宮市にある風穴
世直しのために替天行道を書いた洞窟は富士宮市にある風穴の一つだと思われます。
富士宮市は富士山の溶岩によってできた風穴が大小たくさんあり、そのうちの一つだと思われます。
特に上から太陽光が差し込み、照らされた宗江の目には大きな目的を掲げた男の強い意志の光が宿っていたように見えました。
またこの洞窟は狭い事から彼の国を正すという固い意志や孤独、神々しいまでの志をしっかりと表現するために選ばれた場所だと思われます。
ロケをコーディネートしたロケ応援!富士宮の動画で似たような風景を見ることができました。
幻想的なことからコスプレのロケ撮影などのイベント映画のロケに使用されています。
富士宮市には万野風穴、人穴(ひとあな)富士講遺跡など有名な洞窟がありますがどちらも撮影場所とは違うようです。
風穴とは?
風穴(ふうけつ)は、火山活動や地滑りによって冷たい風が吹き出す岩の隙間や洞窟のことです。
夏でも冷蔵庫のようにひんやりとしており、天然の冷蔵庫として昔から利用されてきました。
宗江役の織田裕二さんは2026年2月13日に配信された「ASM / 好書好日」のインタビューでこのロケ地を以下にように語っています。
「静岡にある、洞窟なのに、雨水で天井に穴が開いた場所」
「いつ崩れるかわからないような場所で、決死の覚悟で撮影した」
と、極めて具体的な特徴を明かしています。
晁蓋のアジト|鋸南町(きょなんまち)元名石切場
晁蓋(反町隆史さん)がアジトにしていた洞窟は千葉県鋸南町(きょなんまち)の石切場ではないかと思われます。
反町隆史さん(晁蓋 役)がロケ取材で
「寒さと埃(ほこり)で昼夜がわからなくなるほど過酷だった」
「一生忘れない現場」
{と振り返るほど、過酷な環境で撮影されました。
切り立った崖に囲まれたこの場所が、志を持つ男たちが集う「梁山泊」としてどう映し出されるのか、本作の大きな見どころです。
- 見学: 不可:原則立入禁止(撮影用私有地)
- 住所: 千葉県安房郡鋸南町元名
- 公式サイト: 鋸南町(ロケ地情報)
- アクセス: 富津館山道路「鋸南保田IC」から車で約10分。※ここは「聖地巡礼は不可」と一言添えるのが、読者への親切(かつトラブル防止)になります。
林冲(亀梨和也)が王進を逃した竹林|若竹の杜 若山農場
1話で何度も登場した竹林は若竹の杜若山農場で撮影されました。
1話では若竹の杜は
- 晁蓋の盗賊として現れたシーン
- 宗江の使者魯智深(ろちしん)が王進(佐藤浩一)に替天行道を渡そうとして断られたシーン
- 林冲が王進を逃がしたシーン
に登場しています。
このシーンで撮影した人物はいずれもまっすぐな性格である事から竹林が選ばれたのではないでしょうか?
また中国は世界で最も竹の種類が多く、分布面積も最大です。古くから生活圏のいたる所に竹が生えていたため、最も身近な素材でした。
竹林はこの物語にぴったりなロケーションだったように思います。
見学時間:
平日: 9:00〜17:00
土・日・祝日: 9:00〜20:00(日中・竹林ライトアップ)
※6月〜8月は21:00まで延長。 ※受付は閉園の30分前まで。
休日:不定休/年末年始
料金:
- 入場料(日中): 大人 750円、小中学生 500円、未就学児(3〜5歳) 250円
- 夜間ライトアップ(土日祝のみ): 大人 +750円(合計1,500円)、小中学生 +500円(合計1,000円)、未就学児 +250円(合計500円)
住所: 〒320-0075 栃木県宇都宮市宝木本町2018
公式サイト: 若竹の杜 若山農場
アクセス:
- バス: JR宇都宮駅西口バス乗り場(5番・8番)から関東バス「日光方面行き」「ろまんちっく村行き」などで約25〜30分。「野沢寺前」下車 徒歩約10分、または「若竹の杜 若山農場」下車 徒歩約5分。
- 車: 東北自動車道「宇都宮IC」から約10分(国道119号線経由)。
- 駐車場: 無料(120台分あり)
敵の本拠地「黄金の大仏」|兵庫県川会山 長楽寺(但馬大仏)
玉山鉄二さん演じる敵役李富(りふ)の本拠地は兵庫県川会山 長楽寺(但馬大仏)で撮影されています。
普段はありがたい黄金の3体の大仏がストーリーと相まって恐ろしく不気味に見えてしました。
長楽寺は兵庫県香美町に位置し、1200年の歴史を持つ古刹です。
現在の壮大な伽藍(建物群)は1994年(平成6年)に地元出身の実業家・多田清氏の手によって建立されました。
- 最大の見どころ: 身の丈15.8メートルを誇る、金箔で彩られた「木彫金箔座像」の3体の大仏です。
中央の釈迦如来、左右の薬師如来、阿弥陀如来は、木彫金箔座像として世界最大級の規模を誇ります。
五重塔や回廊を含め、境内全体が現代の技術を結集した豪華絢爛な建築となっており、その圧倒的なスケール感はまさに「現代の知恵と祈りの結晶」と呼べる聖地です。
見学時間:
- 9:00〜16:00 ※冬季の積雪期間中は、拝観時間が変更になる場合があります。
休日:無休(年中無休)
拝観料:大人: 800円/高校生以下: 無料/団体(20名以上): 720円
住所: 〒667-1366 兵庫県美方郡香美町村岡区川会642
公式サイト: 但馬大仏・川会山 長楽寺
アクセス:
- バス: JR山陰本線「八鹿駅」より全但バス(村岡・湯村温泉方面行き)に乗車し、「峠口」バス停下車。そこから徒歩(約35分)またはタクシー、もしくは村岡にて乗り換え「川会」バス停下車。
- 車: 北近畿豊岡自動車道「八鹿氷ノ山IC」から国道9号線を経由して約40〜50分。
駐車場:無料(乗用車 約50台、大型バス 約7台収容可能)
「水滸伝」現在判明している国内の主要ロケ地まとめ
- 岐阜県:苗木城跡(中津川市) 今年築城500年の名城。中津川市長も公表した「巨岩の要塞」。天然の岩を活かした石垣は必見です。
- 静岡県:富士宮市・裾野市 地元のエキストラ募集(町人・兵士役)の記録があり、大軍勢が動くシーンなどで使用されたと思われます。
- 長野県:雪山の山中 解説動画での林冲(亀梨和也さん)のシーン。は長野県で撮影されたことが語られています。氷点下の極寒地で、深い雪をかき分けて歩き続ける過酷な長回し撮影が行われました。
- 鳥取県:燕趙園 国内最大級の中国庭園。劇中の中国らしい街並みや水辺のシーンに使用されています。
詳細が分かり次第追記していきます。
壮大な景色や建物は実写?VFXは使っていない?
最新のVFXでスケールを拡張・補完するハイブリッドな手法で制作されました。
すべてをスタジオの背景合成(グリーンバック)で撮るのではなく、制作陣は「本物の場所でしか撮れない空気感」を追求しました。
2026年2月14日配信の「Movie Walker Press」での監督インタビューや、公式サイトのプロダクションノートでは、その裏側が以下のように明かされています。
- 徹底した実写主義: 監督は「安易にスタジオ合成に頼らず、俳優が実際にその場の寒さや風を感じることで生まれるリアリティ」を重視。
- VFXの役割: 日本国内では再現が難しい「巨大な城郭」や「数万人の軍勢」などはVFXで拡張。実写で撮った「泥の質感」や「俳優の息遣い」にデジタルのスケール感を融合させています。
- スタッフの執念: 原作者・北方謙三氏の求める「嘘のない映像」を体現するため、スタッフが日本中を駆けずり回って見つけ出した「12世紀の中国に見える秘境」が、この圧倒的な映像美の土台となっています。
単なるCG作品ではなく、「実写の迫力をVFXで極限まで磨き上げた映像」であることが、制作側の言葉からも裏付けられています。
具体的には、以下のような箇所にVFX(CG)が使われていると考えられます。
- 景色の拡張: 実在する断崖絶壁に、巨大な梁山泊の砦を合成する。
- 群衆シミュレーション: 数十人のエキストラを、VFXで数万人の大軍勢に見せる。
- 不要物の除去: ロケ地に映り込んだ現代の電柱や建物を消し、12世紀の中国を再現する。
「CGに頼り切る」のではなく、「実写の迫力を磨き上げるためのツール」としてVFXを駆使しているのが、本作の大きな特徴です。
北方版ドラマ「水滸伝」まとめ
いよいよ今夜22時から第1話がスタートしました。
壮大な中国の雰囲気を日本でどのように表現していくのか今後も注目です。
放送内容を確認しながら、新しいロケ地情報や発見があれば、少しずつ追記していく予定です。気が向いた時にまた覗いてみてください。

