乃木坂46『Monopoly』のMVが解禁になりました。
廃墟なのに花が咲き乱れた不思議な空間で乃木坂46が歌っています。
カラフルな衣装がめっちゃかわいいですね。
さて、この不思議な空間となっている廃墟は一体どこなのでしょうか？
まずは乃木坂46『Monopoly』をご覧ください。
お菓子や乃木坂のメンバーの衣装がカラフルで廃墟の虚無感や儚さと相まって一層不思議で美しい空間に仕上がっています。
それにしてもすごくたくさんの花や果樹、お金がかかってそうですね。
Monopolyの意味は「独占」
誰にでも優しい好きな子を独り占めしたい男の子の独占欲を切なく表現した楽曲です。
MVに登場する廃墟は「らんの里堂ヶ島」です。
らんの里堂ヶ島は2006年 3月15日(水)に リニューアルオープンされた植物園です。
カトレア、胡蝶蘭、デンファレ、希少種など約1万8を展示したりらんの押し花シールやらんのコサージュ制作の体験コーナー等を併設された施設でした。
施設内には吊り橋があって人気がありましたが、2013年7月10日に閉園となってしまいました。
その後リニューアルされることもなく、廃墟として今でも残っています。
googleで調べていると、いまだに閉園前のらんの里堂ヶ島の写真や観光案内が出てきてまだ営業されしていると勘違いしてしまう人もいるかもしれません。
廃墟となった建物内には、以前の名残か植物が生えた不思議な空気を醸し出していることから、映画やミュージックビデオのロケ地として数多くの作品に登場しています。
建物内の写真があまりないのですが、他のアーティストのMVなどと比べると同じ場所だとわかります。
このシーンはどこなのか不明なのですが、左上に「らんの里堂ヶ島」の建物らしきものが映り込んでいうので「らんの里堂ヶ島」近辺だと思われます。
ところでこのMVの２分４８秒右の空で雷が光っています。気づきましたか？これCGではなさそうです。
廃墟「らんの里堂ヶ島」DATA
| 名称 | らんの里堂ヶ島（2013年7月31日に閉園） |
| 住所 | 〒410-3514 静岡県賀茂郡西伊豆町仁科２８４８−１ |
| 連絡先 | 西伊豆町まちづくり課 TEL ：0558-52-1114 |
| アクセス | 伊豆箱根鉄道、修善寺駅下車、「松崎行き」の東海バス（1時間20分） 伊豆急、蓮台寺駅下車、東海バス特急西伊豆ライナー（39分） 伊豆急、下田駅下車、「堂ヶ島行き」の東海バス、堂ヶ島下車（1時間） |
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今年9月発売のキンプリのMVにも登場
9月発売になったキンプリのシングル「愛し生きるもの」MVにもこちらの廃墟が使用されています。
近未来を想像させるような世界観のPVになっていましたね。
このMVでは乃木坂で使用されていないエスカレータが使われていました。
7ORDERの3枚目のアルバム「DUAL」の収録曲「Who I Am」
fripSide／Red LiberationのTVアニメ『ひきこまり吸血姫の悶々』OPテーマのロケ地もらんの里堂ヶ島の廃墟が使われています。
こうやって比べてみると乃木坂４６のMVはカラフルなお花と廃墟の荒廃した雰囲気が不思議な空間を作り上げてることがわかりますね。
最近の撮影に廃墟が使われることが多いような気がしています。
現在日曜日に放送されている「たとえああなたを忘れても」で萩原理玖さんと堀田真由さんがグランドピアノのある廃墟でキスするシーンがありましたね。
なんか異空間のようでもあり、切なくもあり、不思議な空間ですよね、廃墟って。
なぜロケに「廃墟」が使われることが多いのか
実際に使用されている施設だと時間に制限があったり、使用方法に制限があったり、休館日にスケジュールを合わせたり、制約が多くなります。
廃墟なら施設に迷惑をかけることもなく撮影がしやすい。
非日常の空間が作り出しやすい。
また一般の人が少ないからギャラリーの整理などの手間がかからないし、目撃者がいないので情報が漏れにくい。
などメリットがたくさんあるからでしょうね。
まとめ
乃木坂４６の新曲「monopoly」のMVのロケ地は西伊豆のらんの里堂ヶ島の廃墟でした。
他のアーティストもMVに使用したり、映画のロケに使われたり、有名な廃墟のようです。
廃墟のすぐそばには「青の洞窟」があり遊嵐船で見学できたり、西伊豆の独特の景観が楽しめます。
北上すると有名な三四郎島のトンボロも見ることができます。
ついでに観光もできちゃいます。レンタカーを借りていくと便利です。
