最近「ひょうけいさん、ひょうけいさん」と連呼しているキントーンのCM。皆さんはみた事がありますか?
あれってすごく耳に残りますよね?
ひょうけいさん=表計算に苦しむ民衆にサイボウズ様は「キントーン」に乗った女性を遣わします。
キントーンに乗った孫悟空風の女性は女優の木村文乃さん、ではサイボウズ様は一体誰?みたことのない俳優さん?
調べたら桜木健一とな?え?懐かしい〜!
そうやってCMを見ると確かに桜木健一さんだ!(笑)
生きていらっしゃったんだ〜というか全然思い出しもしなかった。(ごめんなさい)
若い方はご存知ないでしょうが昔は超人気俳優だったんですよ!
サイボウズ(社名)=サイに乗った坊主
キントーン=サイボウズで販売しているソフト名
ひょうけいさん=表計算
なかなかウィットに富んだCMで印象に残りますね。
意識して見ると確かにサイボウズ様は「桜木健一」さんですね。だいぶお年を召されていますがお若い頃の面影あります。
桜木健一さんは今いくつ?奥さん、お子さんは?
桜木健一さんのプロフィール
本名 | 宮土 尚治(みやつち しょうじ) |
生年月日 | 1948年3月26日 74歳(2022年3月現在) |
出身 | 大阪市 |
身長 | 165センチ |
所属事務所 | トライストーンエンタテイメント |
桜木健一さんは現在74歳。え〜もうそんなお年なの?とびっくり!
プロフィールでは身長165センチとなっていますか、ご本人がトーク番組で160センチとおっしゃっています。
身長鯖読みは芸能人あるあるですねw
桜木健一さんは結婚しているの?
桜木健一さんは2回の結婚と2回の離婚歴があり、現在は独身です。
気になる奥様は1回目も2回目も一般の方でその素性は明らかになっていません。
一世を風靡した人気俳優さんですから芸能人のお奥様だったのかと思いきや、一般の方でした。
桜木さんは「芸能人は対象外」と後におしゃっています。理由は「とんでもない人が多い」だそうでw
若い頃は女性に騙されてお金を取られたり、美人局にあって怖い男の人が出てきたり、色々あったようですよw人気俳優も大変です。
お子さんは最初の奥さんとの間に娘さんが2人、次の奥さんとの間にやはり娘さんが一人いるようですが芸能界にはいないらしくなんの情報も得られませんでした。
桜木健一さんの経歴
児童劇団から銀幕デビューへ
桜木健一さんは小学校3年生の時に近所の方の紹介で児童劇団に入団しました。
演技の才能があったのでしょう。12歳の時には次郎長血笑記シリーズで映画デビュー!
プライベートは地元の高校時代、生徒会長を務めていたそうです。
1965年(17歳)にテレビドラマ新撰組血風禄の第25話に出演。
その後近畿大学へ進学したものの中退し、本格的に役者として活動を始めました。
「銭形平次」「素浪人花山大吉」に出演して大ヒットドラマ「柔道一直線」と運命的な出会いを果たしたのです。
桜木健一といえばドラマ柔道一直線!と刑事くん!
柔道一直線
柔道一直線の東映のプロデューサーの斉藤頼照氏が「小柄で演技の上手い」桜木健一に目をつけ、
呼び出し主演を即決したというエピソードが残っています。
プロデューサーに呼び出された時マネージャーの指示で学ランの下に柔道着で出向いたそう。
桜木さんは身長165センチですから確かに小柄でプロデューサーは即決で主演を決めたそうです。
そして学ランと柔道着を着せたマネージャーさんグッジョブです。
このドラマの出演をきっかけに本名で活動していたのを芸名「桜木健一」に変えました。
この芸名の由来は好きな言葉「花は桜木 人は武士」から苗字を取り、名前は大好きな高倉健の「健」と柔道一直線の「一」で「桜木健一」と自分で決めたということです。
柔道一直線は大ヒット、自ら歌った主題歌「柔道一直線」も大ヒットとなりました。
当時の曲はメロディもシンプルですし、歌詞も短く歌いやすかったので覚えやすかったです。
男性の声で重厚なリズムでした。w
子供達はみんな歌ってましたね。
ストーリーはいわゆる柔道のスポ根ドラマです。
強いライバルがいて(近藤正臣)厳しい師匠がいて(高松英郎)とんでもない必殺技があり(地獄車だったかな?)勝つためにめちゃくちゃな特訓をする〜みたいな。
ライバルの近藤正臣さんが足でピアノを弾くという名(迷)場面は今でもしっかり覚えています。
当時は前髪の長い癖のあるクールキャラだった近藤正臣さんですが今の粋なおじいさんの風貌や演技が大好きです。
現在の連続ドラマって大体三ヶ月で1クールになってますが柔道一直線はなんと2年間、全95話の放送でした。
特に男の子に人気があり、巷の柔道教室に入会者が殺到したらしいです。
柔道のメダリストの山下さん、斎藤さんは子供の頃柔道一直線を観て柔道を始めたそうで、メダルを取った時に報告とお礼の電話をもらったと桜木さんが言っていました。
桜木健一さんが空を飛ぶシーンはピアノ線を使っていて、時間がかかるし、危険でとても大変だったと後に話しています。
刑事くん
1971年から1976年まで放映 TBSドラマ
ストーリー
父が殉職した新米刑事の奮闘ぶりをコメディタッチで描いたドラマです。
1部 1971年9月〜1972年9月
同僚刑事に仲雅美、バカモン!が口癖の係長に名古屋章などが出演しています。
12話では萩原健一、伊藤つかさがゲスト出演しています。懐かしいですね。
人気ドラマだけあって当時人気のあった方が多数ゲスト出演されています。
第2部 1973年4月〜1974年5月
では同僚刑事に三浦友和、婦警に中山麻里(サインはVに出演 元三田村邦彦夫人)などが出演
第3部 1974年11月〜1975年11月
第4部では主役が桜木健一から星正人に変わっています。
主題歌は1部〜3部までは桜木健一、4部は星正人が歌っています。
当時は主演俳優が主題歌を歌うのは当たり前だったんですよね。
とにかく桜木さんがよく走っているドラマでした。
1シーンにテスト含め3回は全力疾走していたそうで、二日酔いで参加した時にはヘロヘロになって最後には「吐いて」しまい撮影が中止になってしまったこともあるとかw
何故刑事くんの主役が交代になったのか?
柔道一直線で2年、刑事くんで7年、桜木健一さんはすでに28歳になっていました。
そろそろ大人の俳優になりたい、という本人の強い要望で降板が決まったようです。
視聴率も良いドラマだっのになかなかアグレッシブな理由ですね。
刑事くん後すっかり目にすることのなかったような気がします
刑事くんをやりながら数々のドラマの主演を務め大人気俳優だった桜木さん。
しかし刑事くん降板後は次第に主演ドラマは減って行き、1990年代になると時代劇の一話ゲストの仕事や脇役が多くなっていきます。
そして2000年代に入るとテレビではお顔を見ることすら少なくなっていきました。
ご本人曰く「青春スター」のイメージが強くて35歳ぐらいになるとテレビの仕事が途絶え苦しい時期があったそうです。
この時代になると高身長の俳優さんがたくさん出てきていたことも原因のように思えます。
どの時代でも主演で活躍できる役者さんは本当にごくごく一部ですもんね。
今もバリバリ俳優しています!最近の作品も多数!
2010年(60歳代)になるとバイプレイヤーとしてテレビでの活躍の場が広がっていきます。
最近では相棒や科捜研の女、あなたの番です、エール、アノニマスなど人気ドラマに脇役として出演をされています。
でも…本当にちょい役が多くて、最後の出演者のテロップを見て「あれ?桜木健一どこにでてた?」と思われる事が多いようです。
まとめ
CMのサイボウズ様の桜木健一さんは現在74歳、独身。
2回の離婚歴あり。お相手は一般女性でお子さんは娘さんが3人
20代は大ヒットドラマ「柔道一直線」「刑事くん」で一世を風靡した超人気俳優でした。
30代後半から仕事が激減。舞台や脇役の活動を中心に
60代になってからは次第にバイプレイヤーとして仕事の幅が広がっています。
話題のサイボウズのCMで認知度が上がり、活躍の場が広かって色々なドラマでお顔が見れることを楽しみにしています。