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【大奥2024】 松島の生涯は?胸の火傷の秘密と倫子を嫌う理由を考察!

松島の生涯は?胸の火傷の秘密と倫子を嫌う理由を考察! エンタメ
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大奥も5話まで放送され、6話では待ちに待ったお世継ぎが産まれます。
これで倫子への嫌がらせは収まるのでしょうか?
いったいなぜ倫子を忌み嫌い嫌がらせをしていたのか?
火傷の跡ができた出来事に関係はあるのでは?

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史実を参考にドラマでの今後を考察してみたいと思います。

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松島の局は実在の人物。史実から今後どうなるのか予想

松島は実際に家治の時代に大奥に支えていた人物です。

父;桜井兼供
母;不明

1709年〜1773年 68歳没(生まれも亡くなった年も不明とされてる文献もあります)
本名もわかっていませんし、父の櫻井兼供だということもそう言われているだけで正しいのかどうかはわかっていません。

松島の局は徳川家重の婚約者の増子女王につかえ、1731年に共に京から江戸に入りました。
その後、1737年家治の養育係となり西の丸に入っています。(家治0歳、松島の局28歳)

史実では家治は生まれてすぐに母親から引き離され乳母に育てられたのですね。

乳母、というと生母の代わりにお乳をあげる人と思われがちですが、もうひとつ養育係というお役目もあります。
乳をあげる事と養育する事は別の人物が担っていました。

松島の局は元々増子女王のお付きの女中として江戸城に入った人物なので結婚はしていなかったと推測できます。
なので家治に授乳する乳母ではなかったのだと思うのが妥当でしょう。

松島が養育係になれるような人物だったということは教養があり、実家の身分もそこそこ高かったはず。

ちなみに家治の母、お幸の方も京から増子女王について江戸城に入った人物ですので二人は面識はあったのではないでしょうか?年齢もさほど変わりはなかったと思われます。

松島は1745年家重の将軍就任に伴い上臈御年寄に就任して、本丸(城の中心)勤めになっています。
上臈御年寄とは大奥の最上位の役職で京から公家の御台所にお付きとして江戸城に入ったものがなれる名誉職。
武家の出の者がなれる役職ではありません。

なので松島の局は公家の出であったと思われます。ドラマは史実に基づいているようですね。

松島の局は家治が将軍になってからも1772年まで27年間、筆頭御年寄として絶大な権力を奮っていたようです。
つまり9代将軍、10代将軍2代にわたってお年寄りとして支えていたわけです。

しかし1774年には上臈御年寄高岳筆頭御年寄となっています。家治はまだ健在でした。
松島の局はその後どうなったのか史実ではわかっていません。

以上が松島に関する史実です。

これを知ってもしかしたら松島は家重の側室候補だったのかも?と推測しました。

若い頃は公家の血を引くことで倫子と同じようにいじめられていたとか?

反対勢力の誰かに火傷を負わされ側室候補から外されてしまったのでは?

この史実を踏まえると6話で田沼を怒らせた松島はその後なんらかの理由で失脚して江戸城を去るか、殺されてしまう、なんてこともあるのかもしれません。

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松島の火傷の跡は何故ついたのか?

ここからは史実から離れて、ドラマのお話になります。

第3話で倫子に出されたきんつばに碁石を入れるように仕向けたのは松島の局でした。

その後「少しはおとなしくなるであろう あのような女子が一番目障りじゃ」と松島は言っています。

「なぜそこまで御台を目の敵にする そなたも同じ公家の出であろう?」と問う田沼に

里などとうに捨てましたと答えています。

その後自分の部屋に帰って打掛を脱いで少し襟を緩めると左肩に火傷のあとが…

そして回想シーンとなります。

誰かに押さえつけられてお湯をかけられるシーンでしたが、シルエットだけで詳しくはわかりませんでした。お湯をかけられていたのが松島だと思われます。そして松島を抑えていたのもお湯をかけたのも女性のシルエットでした。

そして

「鬼にならねば生きてはいけぬ」
「ここは鬼だらけ」

と松島は自分に言い聞かせるように呟きました。

松島が鬼になったというのはどういうことなのでしょう?

これまでにも大奥で生きていくために人としての情を捨てなければならないことがあったのでしょう。

きっとその火傷を負うことになった出来事が松島を鬼(人ではない非情な者)にしてしまったのではないのでしょうか?

そしてそれが公家の出である倫子を家治から遠ざける理由にの一つになっているのでは?

つまり松島は公家の血を憎んでいるのではないかと推測します。

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松島が倫子を排除したい表の理由と裏の理由

松島が今までに倫子にしてきた嫌がらせの数々。実は表の理由と裏の理由があると思われます。

表の理由は大義名分があっての嫌がらせ、裏の理由は松島の個人的な感情による嫌がらせとすればわかりやすいでしょうか?

松島が今まで倫子にしてきた嫌がらせをおさらい

1話 公家の正室など邪魔になるだけよ。生きる気力も失せるほどにたっぷりかわいがって差し上げよ。お知保を付人にとお知保に命令をします。
実際に嫌がらせをしたのはお知保でどんな嫌がらせをするのかという内容はお知保が考えていたと思われます。

2話 お品が高価な焼き物を割ったと濡れ衣を着せ、大奥から解雇されるように画策をしました。

  懐紙入れを翌朝まで300名分作を智子とお品に作らせることになりますが、間に合わないように「決して手伝ってはいけないと女中に命令」し、念の為下働きの女中に懐紙入れを切らせる念の入れようでした。

3話 きんつばに碁石を入れるように仕掛けます。「少しはおとなしくなるであろう、あのような女子が一番目障りじゃ」と言っているので個人的な感情が強いと思われます。

4話 ぬか袋を他のものと取り替え倫子にゆあみをさせ、上様の寝所に行かせないようにしました。その間に田沼に上様の説得をさせ、お知保を寝所に向かわせます。これは側室としてお知保に夜伽をさせるためです。

5話 倫子の初恋の人である久我大納言信道に「上様は側室に夢中で倫子を蔑ろしていている、大奥では笑いものにされている」「城を出られた方が御台様のため」「そうなって誰も咎めたりしません」と倫子を連れ出すように仕向けます。その目的は倫子が逃げる前に捕え大奥から離れた二の丸に倫子を追いやることでした。

これらを見ると一見倫子と家治を遠ざけるためのようですが倫子が目障りという個人的感情もかなり入っているような気がしませんか?

松島の倫子を遠ざける正当な理由

なぜそこまで倫子に嫌がらせをし、側室を早く持つことを急ぐのかと聞かれて

松島は「京の姫が子を成せばまつりごとに口を出してくるのでそうなる前に側室を迎えお世継ぎを産ませたい」と答えています。

この言葉から察するに松島の表の理由は1日も早くお世継ぎを倫子以外の者に産ませることですね。その役目からの責任感で動いているのがよくわかります。

松島は個人の感情で倫子を遠ざける理由

松島は倫子に対してこんな事を言っているんですよね。

碁石をきんつばに入れさせた時には少しはおとなしくなるであろう あのような女子なる(おなご)が一番目障りじゃ

他にも正室など目障りなだけです。とも言っています。
とにかく倫子が目障りで仕方ない様子ですね。

こういった発言を見ると松島は大切なお役目を隠れ蓑にして倫子に嫌がらせとしていうように見えてしまいます。
また公家の姫を追い出してやるという強い執念を感じて怖いですね。
それが単なる倫子の穢れのないまっすぐで明るい性格に対する妬みなのか、公家の娘という血のせいなのかは今のところわかっていはいません。

大奥のしきたりを守るために強く当たることもある?

かと思えば正当な理由で倫子に喝を入れることもありました。

2話で倫子が懐紙入れを用意するために上様のお迎えを休んだことがありましたね。

その時に松島は
「御台様はご自分の立場をお分かりではないのですか?」と御台を攻め立てます。

「私は奥女中千人の頂に立つ御台所です。そうであるからには今後この城でも無用な嫌がらせや誹りは一切許しません!」と倫子が言い返すと

「恐れながら御台様は何よりも上様にお支えすることがお役目かと存じます。そのお役目を放り出しこのような振る舞いは無礼千万!上様にお誤りくださいませ。」と一喝されてしまいます。

松島がそうなるように仕向けたのですが、松島の言っていることは道理通っています

また、倫子が京から持参した荷物を一切江戸のものに変えたも単に意地悪ではなかったと思います。

これは大奥のしきたりの一つです。確か2003年の大奥で和宮が京より輿入れした時も同じようなことがあったと記憶しています。

総触れで倫子に挨拶をさせようとしたのも単なる意地悪ではなく、しきたり通りにしただけだったのではないのでしょうか?

松島は大奥のしきたりに対する強いこだわりがあり、それを破る、もしくは守ろうとしない倫子が許せなくもあるのでしょう。
そうなった理由もまた胸の火傷の跡と関係あるように思えます。

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これから田沼との関係はどうなる?

6話でお知保の方がお世継ぎを産んだことで松島は田沼を切り捨てようとしています。7話では田沼に言いたい放題で縁を切っていましたね。
松島には政に口を挟むつもりはなく、大奥の実権を握りたかっただけのようです。

これまで松島が田沼と仲良さげに接していたのは「家治に側室を持たせお世継ぎを自分の息のかかった側室に産ませ自分の権力を揺るぎないものにするため」という目的のためだけ。田沼に対する情は全く無かったんですね。

やはり「鬼」というべき行動。

でもまだお世継ぎ候補が一人しか生まれていない段階では時期尚早ではないでしょうか?

相手は家治を脅して言う事を聞かせるために人をも殺す残忍な男です。

史実では家治よりも早く江戸城から消えている松島。果たして無事でいられるのでしょうか?

上臈御年寄といえば表の老中とも変わらない権力を持っていたと言われています。

そう簡単には田沼の思い通りにはならないと思っていますが、心配ですね。

それにしても田沼を見下すドS松島様、美しかった〜

まとめ

松島の火傷の跡がついた理由はまだ明らかになっていませんが、「鬼のような」松島になった理由や倫子への嫌がらせをするのも火傷ができた出来事に隠されているように感じます。
なのでお世継ぎが産まれても倫子に対する嫌がらせは収まらないと思っています。

松島は家治が将軍であるうちに史実から姿を消しています。
もしかしたら田沼の策略にハマって失脚して江戸城を後にするのかもしれません。

亀梨くんが伏線がたくさん張られていて、後半はそれを回収していく、みたいなことを言っていたので火傷の秘密も今後明かされることでしょう。

それによって松島がどのような人物に見えてくるのか楽しみにしています。

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