本ページはプロモーションが含まれています

パリ五輪開会式 屋上で踊ったダンサーはギョーム・ディオップ!プロフィールや経歴を紹介

イベント
スポンサーリンク

パリオリンピックは史上初の野外での開会式となり選手団が船に乗ってセーヌ川を下ると言う演出で話題ですね。

スポンサーリンク

観客はセーヌ川沿いのあらゆる所得無料で観覧できると言う夢のような演出なんて羨ましいですね。

その演出の一つにパリ・オペラ座の団員たちのパフォーマンスがあることが発表されています。その数なんと500名!その中で一番輝くソリスト、ギヨーム・ディオップがソリストとして踊ります。

一体ギョーム・ディオップは一体どんな人なのでしょうか?

スポンサーリンク

ギヨーム・ディオップのプロフィール

ギヨームは現在パリ・オペラ座の最高位ダンサーであるエトワール。

パリ・オペラ座の初めてのアフリカ系のエトワールでもあります。

一目見れはわかるようにとても手足が長くてジャンプ力がすごいです。

FIGARO公式サイトより

プロフィール

名前:ギヨーム・ディオップGuillaume Diop

生年月日:2000年日付は不明

出身地 フランス・パリ

職業 バレエダンサー

所属 パリ・オペラ座

父 セネガル人

母 フランス人

ダンス経歴

4歳 姉が習っていたのをきっかけにダンスを始める

8歳 地元の音楽院で訓練を始める

10歳 パリ国立コンセルヴァトワールに通う

12歳 パリ・オペラ座バレエ学校に進み6年間指導を受ける

18歳 パリ・オペラ座に入団

22歳 2022年、コリフェに昇格

23歳 2023年 オペラ座のエトワールに昇格

ご両親はバレエには縁のない普通の人。バレエを学ぶことにはとても協力的だったようです。

また思春期にはバレエ以外にも弁護士や医者になろうと考えたこともあるとか。

バレエは留学をしたり、衣装代がかかります。そして医者や弁護士になろうと考えることができたと言うことはそれなりに裕福な家庭に育ったのでしょうね。

僕の両親はバレエとは縁のない世界にいて、バレエに関する知識はまったくない状態でした。それでも、二人はどんな時も付き添って支えてくれたし、好奇心を持って一緒に進んでくれました。いまでも忘れずにずっと覚えているのは、「踊ることに喜びを感じているのなら、バレエから離れないで」という言葉。もしもそれがバレエでなかったとしても、やりたいことはとにかくやってみる。喜びを感じる限りはずっと続けて、最後まで追求してほしいと励ましてくれました。

引用:バレエチャンネル インタビューより

スポンサーリンク

パリ・オペラ座バレエとはどんなバレエ団?

パリ・オペラ座バレエ(Ballet de l’Opéra national de Paris)は、フランスの国立バレエ団で、世界で最も古いバレエ団として知られています。

パリ・オペラ座バレエはパリ国立オペラの一部とされています。

ロンドンのロイヤル・バレエ団、モスクワのボリショイ・バレエ、サンクトペテルブルクのマリインスキー・バレエと並んで、世界最高峰のバレエ団の一つとして世界中から高く評価され、世界中のバレエダンサーが入団することを夢見てるバレエ団です。

オペラ座にはダンサーの階級がある

パリ・オペラ座バレエの階級について、バレエに詳しくない方にもわかりやすくお話ししますね。

パリ・オペラ座バレエにはダンサーの実力や経験に応じて5つの階級があります。

最高位から

・エトワール(Danseur Étoile)

・プルミエ・ダンスール(premier danseur)

・スジェ(sujet)

・コリフェ(coryphée)

・カドリーユ(quadrille)

です。

これらの階級はとても厳しく設定されていて、上に上がるには大変な努力が必要なんです。

まず、パリ・オペラ座バレエ団に入るには、ほとんどのダンサーがパリ・オペラ座バレエ学校を卒業しています。

この学校を卒業することがバレエ団への第一歩なのですが、実際にバレエ団に入れるのはそのうちの5%から20%程度だけ。

さらに、最初は研修者としてスタートし、正式な団員である「カドリーユ」になるには、毎年11月に行われる昇進試験に合格受けなくてはなりません。

「エトワール」という最高位は特別な任命を受けた人だけがなれるものです。

ギヨームは2021年にカドリーユ、2022年コリフェに昇格、翌年2023年にはスジェそして同じく2023年何とプルミエ・ダンスールを飛び級して最高位のエトワールに昇格しました。

この階級に上がるには「プルミエ・ダンスール」として長年主要な役を踊り、人並外れた技術と美しさを証明する必要がなければなりません。

この階級を飛び級したギヨーテの才能とスキルはとんでもなく素晴らしいものと証明されたわけです。

昇格は噂となていましたが、ル・フィガロ誌のインタビューでは、「まったく予想していなかった」とギヨーテは答えています。

バレエの他にお人種差別抗議運動に注力

ギヨーテは、人種差別に対する抗議活動でも知られています。彼が関わっているこの運動は、アメリカを中心に展開された「ブラック・ライブズ・マター(#BlackLivesMatter)」と同時期に注目され始めました。

2020年、ギヨーテは『パリ・オペラ座における人種問題』についての声明に署名した5人のうちの一人で、積極的にこの問題に取り組んできました。

また、昨年からバレエ団の芸術監督を務めているジョゼ・マルチネスは、ギヨーテの才能を以前から高く評価していて、ル・フィガロ誌のインタビューで「彼を肌の色で選ばなかったことは一度もありません」とコメントしています。

スポンサーリンク

なぜオペラ座でダンスをしなかったのか?

オリンピックでのパフォーマンスをなぜオペラ座でやらなかったのでしょうか?

パリ・オペラ座はセーヌ川から少し離れているんですね。

オペラ座での演出が難しいのでセーヌ川から近いシャトレ座にしたのだと推測できます。

地図で表すと

シャトレ座

パリ・オペラ座

明らかにオペラ座はセーヌ川から遠いですね。

スポンサーリンク