パリオリンピック柔道55キロ級に阿部詩選手が登場しました。
一回戦は強さをみせ完勝したものの2回戦では世界ランキング1位のディヨラ・ケルディヨロワ(ウズベキスタン)に敗れてしましました。
その場に仰向けで倒れ込みしばらく動けない詩選手はなんとか立ち上がり相手の選手と礼をして階下に降りるとコーチと見れれるコーチにしがみついて号泣するシーンに胸が締め付けられました。
このコーチは一体誰なのでしょうか?
このコーチについて調べてました。
阿部詩選手が抱きついて号泣したコーチは誰?
コーチにしがみついて号泣する阿部詩選手。彼女は24歳。精神的にはまだまだ幼い部分もあるのだな〜と感じたシーンでした。
阿部詩、2回戦で散る…
— まさやん ✨つみたて投資中✨凍結からの復帰 (@tsumitate46mas2) July 28, 2024
泣き叫ぶ悲痛な背中に客席からは惜しみない拍手と詩コール
これを見るとこっちも泣く#パリオリンピック #柔道女子52キロ級 pic.twitter.com/ibusrqfktw
阿部詩選手が抱きついていたのは平野 幸秀コーチです。
平野 幸秀さんは兵庫県警にお勤めの1980年生まれの44歳。兵庫県警にお勤めです。
プロフィール
名前:平野 幸秀
出身:福岡県
生年月日:1980年1月2日生 44歳(0224年7月現在)
出身高校;須恵高
大学:日本体育大
階級:五段
所属:兵庫県警察
戦歴
2011年 全日本ジュニア体重別66キロ級 第2位
2013年 講道館杯体重別大会同級3位
2014 年 講道館杯体重別大会同級3位
韓国国際大会 3位
2017年 カザフスタン国際大会 同級2位
ほんまでっかTVに出ているバズーカ岡野さんとは日体大学の同級生で同じ柔道部で活動をしていました。
平野 幸秀コーチは角田夏実のコーチでもある
日本選手団には12人にの選手に対して9人のコーチ、2人のドクター、二人のトレーナーがついて選手のケアをしています。
平野コーチは軽量級の女子選手のコーチとして阿部詩選手のみならず金メダルを受賞した角田夏実選手のコーチもしています。
各競技のコーチが集まる日本オリンピック委員会の講習会に参加し、技術指導だけでなく、体のケアなど知識を蓄えた。
平野コーチは門田選手ついて下記のように語っています。
自分の考えをコンパクトにまとめて話す角田の姿を見て、平野コーチは「彼女は自分の考えをまとめる作業が柔道向上にも役立つことに気づいた」。以降、定期的に学生の前で話す機会を設けるようになった。
引用:zakzakより
これを読むとフィジカルだけではなくメンタルの部分でも非常によくわかっている、ということと長い間、選手との信頼関係を築いていることがわかります。
阿部詩のコーチになったのは東京五輪後
東京五輪後の21年秋、女子の増地克之監督から声がかかり、阿部ら歴戦の選手をサポートするコーチに回った。
出典:神戸新聞NEXT
それまで平野コーチは男子ジュニアの育成をしていました。
阿部詩選手とはすでに3年となります。
詩の指導では、本人の話を「傾聴することが多い」という。代表活動以外は所属先での活動が軸となるため、先方の練習パートナーと密に情報を共有しながら状態を確認。3月のグランドスラム(GS)アンタルヤ大会前には腰痛の悩みを聞き取り「本番前の失敗はプラスの失敗」と本人に伝えた。阿部も出国前の報道対応に「オリンピックが100%(の状態)ではないと想定して挑みたい」と口にし、結果として全試合一本勝ち。五輪前最後の実戦を最高の形で締めくくった。
出典:神戸新聞NEXT
2回戦で負けて号泣した阿部詩選手の様子を見るとかなり信頼関係は厚かったことがわかりました。
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まとめ
パリオリンピック柔道55キロ級で、阿部詩選手が強さを見せるも、2回戦で世界ランキング1位のケルディヨロワ選手に敗れました。
試合後、阿部選手がコーチの平野幸秀さんに抱きつき号泣する姿が印象的でした。
彼女抱きついて号泣した平野コーチは兵庫県警に所属する44歳で、選手として活躍をしてしまいた。以前は男子ジュニアを育成し、東京五輪後から阿部選手を指導しています。
平野コーチは技術だけでなく、メンタルケアにも力を入れており、選手との深い信頼関係を築いていることがわかりました。