紅白歌合戦2025の出場歌手が発表され、timelesz(タイムレス)が選ばれなかったことに驚いた方も多いのではないでしょうか。
今年はメディア露出や話題性もあり、内定の噂まで報じられていたため、気になって記事を検索した人も多いはずです。
本記事では、NHKの選考基準をもとに落選理由を整理し、内定報道の真偽や追加出演の可能性についてわかりやすく解説します。
この記事を読んでわかること
- timeleszが紅白2025で落選したと考えられる理由
- 内定報道は本当だったのか、その根拠
- 追加出演があり得るかどうか
- NHK選考基準と近年の傾向
なお、タイムレスのライバルグループの出場理由については【関連記事:紅白2025キンプリ単独選出の背景5選とNHKの思惑とは?嵐の特別枠出場あり?】で詳しく解説しています。
紅白2025 タイムレス落選理由5選!NHK選考基準と照らし合わせ分析
NHKは明確に紅白出場歌手の選考についてホームページで明らかにしています。
紅白歌合戦の選考にあたっては、
- 今年の活躍
- 世論の支持
- 番組の企画・演出
という3つの要素を中心に、以下のデータを参考資料として検討のうえ、総合的に判断いたしました。
1.今年の活躍
- A)CD・DVD・Blu-rayの売り上げ
- B)インターネットでのダウンロード・ストリーミング・ミュージックビデオ再生回数・SNS等についての調査
- C)有線・カラオケのリクエスト等についての調査
- D)ライブやコンサートの実績
2.世論の支持
- E)7歳以上の全国2027人を対象にNHKが行った「ランダムデジットダイヤリング」方式による世論調査の結果。
※ 質問は、「紅白に出場してほしい歌手男女各3組」- F)7歳以上の全国8000人を対象にNHKが行ったウェブアンケート調査の結果。
※ 質問は、「紅白に出場してほしい歌手男女各3組以上10組まで」なお、出場歌手の所属事務所には、「NHKの出演者に対する人権尊重のガイドライン」に賛同いただいています。
引用:NHK公式サイト
紅白歌合戦2025にタイムレスが落選した背景には、単純に人気だけでなく複数の要素が絡んでいると予想します。
ここでは、NHKの選考基準を考慮しながら特に影響が大きいと考えられる5つの理由を整理しました。
旧事務所問題(STARTO社関連)でNHKが“固定枠”を廃止した影響か
旧ジャニーズ事務所のトラブルや契約問題があり、NHKは2023年にはジャニーズタレントの起用を見送り、2024年には補償問題に前進が見られたことで起用を見直していくと発表したものの、STARTO社のタレントは紅白の出場はありませんでした。(朝日新聞)(東京新聞)
2025年現在STARTO社とNHKとの関係は変わってきており、忖度を連想させてしまうため以前のように6グループ(2022年(ORICON news))の出演や特に固定枠を使用して活躍のないグループの起用は避ける傾向にあると考えます。
この“固定枠”とは、事務所の力関係で出演がほぼ決まる枠のことです。
NHKはここ数年、透明性の高い選考を重視する方向にシフトしており、事務所問題を抱えるグループは自動的に枠から外れる傾向があります(参考:NHK公式発表)。
こうした事情により、STARTO社の多数起用は見送られ活躍したグループが優先されたと考えるのが妥当でしょう。

流石に2022年の6組出場は衝撃だったわ

全然活躍してないグループが出場していたのも謎だった
timeleszの今年の活動・話題は紅白選考の決定打に不足していた?
NHKの紅白選考では、シングルやアルバムの売上、メディア露出の増減、ライブや配信での注目度などを総合的に評価することを公表しています。
タイムレスは2025年のオーデション(タイブロ)を行ったことで話題になりましたが、オーデションは有料のコンテンツであり限られた人しか視聴できない作品でした。
その後再デビューを果たし民放の番組のレギュラーを務めるなそ活動で大きな話題になりましたが、選考基準における「決定打」が不足していたと見られます。
NHKへの貢献度(関連番組への出演など)の実績がなかった
タイムレスはデビューは2月。TBS,テレビ朝日、日本テレビと地上波のテレビ番組に満遍なく出演をしていますが、NHKへの出演はまだ確認できていません。
紅白歌合戦選出には表立った言及はないものの「NHKに対する貢献度」が含まれていることが明らかなのでタイムレスが他の出演候補の下位になってしまったのかもしれません。

Venue101やうたコン、ザ・グレイテスト・ヒッツにも出演していないね
白組の限られた枠:timeleszはキンプリ・嵐と比較され優先度が下がったか
タイムレスはインスタグラムのフォロワーは193万人。一般的に人気と言えるグループであるのは間違いありません。
しかし最終的な出場枠は限られており、King & Princeや嵐など実績・話題性・全国的な認知度の高いグループと比べると、タイムレスは優先度が下がる結果となりました。
King & Princeは今年はミッキーとの正式はコラボや東京ドームにミッキーが現れたことでも話題になりした。すでに認知度も高く、メンバーが脱退後初めての紅白出演となって注目度は高いです。
スケジュールが合わずSTARTO社が辞退した
紅白のリハーサルは毎年29日から始まり3日かかることはよく知られています。
タイムレスはドームツアー年末には「We’re timelesz LIVE TOUR 2025-2026 episode 1 FAM DOME」の大阪公演を開催します
日程: 2025年12月26日(金)、27日(土)(STARTO公式)
リハーサルも含めるとかなりの時間を費やすことになりそうです。
そして元旦の夜に冠番組「タイムレスファミリア」の特番に出演するという記事が出ました。(yahoo news)
あくまでも噂で生放送なのか収録なのかはわかっていませんが、本当であればかなりの多忙となるのではないでしょうか?
このようなスケジュールの関係上泣く泣く辞退した、ということもあるのではないでしょうか?
NHKは視聴者動向や視聴率を重視するため、既に全国的な知名度が高いアーティストに枠が割かれる傾向があります。
そのため、タイムレスは活動や話題性では評価されつつも、枠の制約上、落選せざるを得なかったと考えられます。
timelesz内定の記事は「ガセ」だった?報道内容と現状を検証

タイムレスの紅白内定に関する報道が一部のメディアで取り上げられました。(サンスポ)
しかし公式からの発表はなく、確定情報ではありません。
これにより、読者の中には「内定はガセだったのでは?」という疑問を持つ方も多いでしょう。
報道内容の多くは、関係者筋や事務所関係者の匿名情報に基づくもので、公式確認が取れていない段階で流れた可能性があります。
過去にも紅白に関しては、誤情報や憶測で記事が先行したケースが複数あり、放送直前まで状況が変動することは珍しくありません。
また、紅白の出演枠は最終的に制作側の調整やスケジュール確認が完了した時点で確定するため、現段階の内定報道はあくまで「噂レベル」と考えるのが妥当です。読者に正確な情報を届けるためには、公式発表があるまで確定した事実として扱わないことが重要です。
timeleszにはまだ出場の可能性が残されている?
紅白歌合戦2025でタイムレスが選出されていないことがわかりましたが、完全に可能性が消えたわけではありません。
つまり「落選」と決めつけるのはまだ早い状態だと言えます。
公式発表前の内定噂や、過去の追加出演例を踏まえると、出演チャンスは残されていると考えられます。
timelesz内定の噂とサプライズのハードル
一部メディアでは、タイムレスに内定の可能性があると報じられていたことを先ほど紹介しました。
NHKからの正式発表はまだありませんが「火のないところに…」という可能性もありえます。
けれども他にも嵐など同じ事務所のアーティストとの交渉が続いているとの報道もあり、同じ事務所の複数アーティストの同時サプライズ出演は調整が難しい状況です。(スポーツ報知)
そのため内定の噂がある一方で、現実的には出演決定までのハードルは高いといえます。
白組・赤組の比率から参加の可能性を探る!
2025年の紅白発表時点では、赤組20組、白組17組という構成になっています。

この差からも、白組に追加の余地があるのでは?という可能性が指摘されています。
過去には、当初の出演者発表後に追加出演が決まるケースが複数ありました。
例えば、2019年にはOfficial髭男dismが追加発表で出演しています。
ただし、現実的には同じ事務所から複数のアーティストをサプライズ出演させるのは難しく、調整には制作側のリスク管理やスケジュール調整が必要です。このことから、可能性はゼロではないものの、出演までには多くの条件をクリアする必要があります。
年末スケジュール・配信活動との調整の難しさ
紅白歌合戦生放送番組であり、リハーサルは例年大晦日の3日前から始まります。
紅白に合わせるには、配信活動やライブとの両立が大きな負担となります。こうしたスケジュール面での制約も、追加出演の判断に影響を与える要素のひとつです。
紅白出場者発表後のファンの反応は?
紅白2025の出場者発表後、タイムレスに関してはSNSやニュースコメントで様々な意見が見られました。
ファンや視聴者の声を整理すると、大きく二つの傾向に分かれます。
タイムレスに出場して欲しかったという意見
紅白歌合戦にtimelesz出て欲しかった
— MIKAGAIYA (@nijiiromakaron7) November 14, 2025
まだ諦めてない
嵐と一緒にサプライズで発表されて欲しい https://t.co/BaNf1K4QY4
セクゾからのファンなので、やっぱり紅白出て欲しかった。新人さんも居るかまだ早かったのかなぁ。来年は人気も実力も文句無しで出て欲しい😭#timelesz
— ちいちい (@Zszchichi) November 14, 2025
タイムレスのファンや一部視聴者からは、「ぜひステージでパフォーマンスを見たかった」といった声が多く上がっています。
彼らの熱量やライブの盛り上がり、SNSでの話題性を評価する層からは、紅白への出場を望む声が根強く存在していることがわかります。
また、「今年はまだ早かったのかも」「来年には!」という声も見られました。
紅白出場に反対で出なくて良かったという意見
timeleszが紅白出なくてホッとしたよ
— tomo🌹🚹 ひよこ組推してます🐣🐣🐣 (@ge_rs8) November 14, 2025
紅白なんか出てまた何時迄も文句
言われるより出ない方が何も無いから
こっちの方がいい
一方で、「年末のスケジュールが過密だから出なくて正解」「紅白よりライブ配信の方がいい」といった意見もあります。
紅白は視聴率や全国の注目度を重視する番組であり、出演者の準備や演出面の負担も大きいため、出場しなくても納得できるという冷静な声も目立ちました。
まとめ
タイムレスの紅白2025落選は、多くのファンにとって残念な結果となりました。しかし、白組の人数的余地や過去の追加出演例を考慮すれば、追加出演の可能性は完全には消えていません。一方で、年末スケジュールの過密さや、同事務所の他アーティストとの調整など、出演には現実的なハードルが存在します。
世間の反応を見ると、「出場してほしかった」と願う声と、「出演しなくて正解」と冷静に受け止める声の両方が見られます。このことからも、タイムレスの出場は希望がある一方で、簡単には実現しない現状があることがわかります。
読者には、**「希望はあるが楽観はできない」**という立ち位置で理解してもらうことが重要です。今後の公式発表や追加情報を見守りつつ、タイムレスの動向に注目する流れで記事を締めるのが自然です。

