ドラマ『アポロの歌』の最終回は4月2日!全7話のラストに向けて、昭吾の運命はどうなるのでしょうか?
天の声の予言、ひろみの月桂樹の枝の意味など、気になる伏線も多数。
さらに、ギリシャ神話「アポロンとダフネ」の物語との関連性が見えてきました。
原作との違いや、昭吾の罪は許されるのか?最終回の結末を予想してみました!
- 最終回の放送日と公式あらすじ
- 原作の結末とドラマ版の違い
- 「アポロンとダフネ」の神話との関係
- ひろみの月桂樹の枝の意味
ドラマ『アポロの歌』最終回はいつ? 放送日をチェック!
テレビ誌を見るとアポロの歌の最終回は4月2日の放送に最終回のマークがついていました。
なので全7回、残すとろこあと1話となりました。
ドラマ『アポロの歌』最終回の結末を予想!昭吾の運命とは?
公式あらすじを確認!どんな展開になる?
公式サイトのあらすじ
命がけでシグマ王(髙石あかり)の元に戻ってきた昭吾(佐藤勝利)。二人はつかの間の再会を噛み締めるが、残された時間は、僅かなものだった…。
アポロの歌公式サイトより
そして、ひろみに秘められたある“決意”が明らかに――
「もう、十分苦しんだよ…」
このあらすじだけでは、まだ結末の全容が見えてきませんね。
原作との違いは?昭吾の未来を考察
原作ではシグマ王編の後、もう一つのエピソードが語られています。
最後のエピソードではひろみと昭吾はお互いに愛し合うことは出来ましたが、二人とも死んでしまい、昭吾はまた「愛の女王」の元に連れ戻されてしまいます。
「ひろみにせめてもう一度だけでも合わせてほしい」と昭吾は頼みますが女王はこう言うのです。
「また次の世界で会えます」
昭吾は許されることなくまた別の世界で生き、愛を知り、そして別れを経験する運命から逃れられないのでした。

ずっと愛と死を経験し続けるの?
可哀想すぎる

原作では昭吾はたくさんの動物を殺しているんだよ。
手塚治虫は命は皆平等で軽々しく命を奪った昭吾を
許さなかったんだと思う
ドラマ『アポロの歌』月桂樹の枝の意味とは?神話との関係
6話でひろみは砂漠で月桂樹の枝を拾います。眉毛があるのでこれはシグマ王ではなくひろみなのだと思います。
これには一体どんな意味があるのでしょうか?
ひろみが拾った月桂樹の枝の意味
ドラマアポロの歌のオープニングに男女の彫刻が映し出されて英語の曲が流れていますね。
そしてシグマ王編でもこの彫刻は出てきます。世界が吹っ飛ぶほどの威力のある爆弾が仕込まれているものです。
この彫刻はアポロとダフネです。
アポロの歌ではアポロとダフネの物語は重要な意味を持っています。
アポロとダフネの神話とは?
これはギリシア神話にあるお話です。
アポロはゼウスの息子でアルテミスと双子の兄妹です。芸能・芸術の神として名高で太陽神とも言われている神様です。
美しく、そして闘いにも秀で、琴も上手とされていて万能の神というイメージです。
アポロン(アポロ)は弓の名手でした。ある日恋の神エロスの小さな弓をからかい、恨みを買ってしまいます。
エロスはアポロンに恋に落ちる金の矢、美しい娘ダフネに恋を拒む鉛の矢を射ました。
すると、アポロンはダフネに夢中になり愛を乞うようになりますが、ダフネは恋に興味がなく、必死に逃げ続けます。
アポロンに追い詰められたダフネは、父である河の神ペーネイオスに助けを求め、月桂樹に変わることを選びました。
そしてアポロンの目の前でみるみるうちに月桂樹に変わってしまいます。
アポロンは悲しみ、ダフネを忘れない証として月桂樹の枝で冠を作り、頭に被り続けます。
そしてこの冠を英雄や勝者に贈ることを誓ったのでした。

元祖ストーカーw
要約すると愛の神エロスをバカにした=愛を軽んじたアポロがダフネを求め続けたが、拒絶したダフネに愛を強要し追い詰めてしまうことに。その罰によって彼女は永遠に失われた。アポロは後悔し彼女への愛と罪を忘れないために月桂樹の冠を身につけて過ごした。というお話なのですね。
あの彫刻はアポロに捕まりそうになったダフネが今まさに月桂樹に変わる瞬間なのです。
そしてドラマ「アポロの歌」も愛を信じず他の命を憎んだ昭吾の罰が描かれているのが共通点。
原作では昭吾を愛してしまった女性に昭吾の担当医が「昭吾の月桂樹になる」ようにと言うシーンがあります。
昭吾の心に「愛」を植えつけ、忘れられない女性となるように心から昭吾を愛してほしいという意味だったのでしょうか?
天の声の予言とは?
ドラマ版では天の声は昭吾に罪を問い、罰を与えています。
姿はまだ見えていませんが声からしてひろみと全く同じ姿をしていると思います。
天の声の罰とは?
天の声は愛の美しさ、尊さを軽蔑する昭吾に罰を与えます。
- これから何度も同じ女性を愛するが結ばれる前に死ななければならない
- 死んでも生まれ変わったまた別の試練を受けなくてはならない
- それを繰り返す
と言うものでした。
原作のように「永遠に」とは言ってはいないので昭吾の罪が許される可能性はあるのかもしれません。
ひろみは昭吾にとっての月桂樹になれるのか?
ひろみは6話の最後で砂漠にいました。
ここは生まれる前の人や亡くなった人が通る三途の川のような場所であると考えられます。
そこでひろみは神に自分の身を犠牲にして昭吾を愛の無限ループから助けてもらうように言うのではないのでしょうか?
それが叶えば昭吾とひろみは永遠に会えなくなりますが、昭吾はひろみの愛を常に感じながら人間としての人生を送っていくのでは?と思っています。
ドラマアポロの歌最終回は4月2日!結末はどうなる?昭吾は許され愛を得るのか?まとめ
ドラマ『アポロの歌』は、愛を軽んじた昭吾の罰と、その運命を変えようとするひろみの物語です。
「アポロンとダフネ」の神話になぞらえ、ひろみが昭吾の月桂樹となるのかが最終回の鍵になりそうですね。
果たして昭吾の罪は許されるのか?最終回の展開に注目です!