カウコンといえば、長年フジテレビの年越し生中継というイメージが強いイベントでした。
そのため「今年はフジでやらないらしい」「しかもNetflix?」と戸惑った人も多いのではないでしょうか。
2025年のカウコンは、地上波放送がなく、Netflixの世界独占配信という大きな転換点を迎えました。
これは単なる放送形態の変更ではなく、STARTO社とフジテレビ、それぞれの戦略が重なった結果です。
この記事では、「なぜフジは放送しなかったのか」「なぜネトフリ独占なのか」を、難しい業界用語を使わず、わかりやすく整理します。
この記事を読んでわかること
- カウコン2025が地上波放送されない理由
- STARTO社がNetflixを選んだ背景
- フジテレビが年越し編成を変えた本当の理由
- 今回の決断が意味するカウコンの変化
カウコン2025はなぜNetflix独占?STARTO社の狙い
STARTO社はカウコンを「日本向け年末番組」から「世界向けライブコンテンツ」へ進化させたかったと感得られます。
STARTO社がグローバル展開へ
Netflixは世界190以上の国と地域で視聴され、字幕や吹き替えにも幅広く対応しています。
STARTO社がNetflixと組んだ最大の理由は、カウコンを国内イベントにとどめず、世界市場へ届けることにあります。
これまでのカウコンは、日本の地上波向けに構成された年末番組でした。
しかし今回は「Netflix世界独占配信」と銘打たれており、放映権はNetflixとSTARTO ENTERTAINMENT社の間で強く結ばれています。
FC生配信とNetflixの違いを詳しく比較した記事はこちら
【カウコン2025】FC生配信とNetflixどっちで見る?違いを完全比較
生配信とアーカイブを分けた“収益モデル”
今回の配信形態にも、明確な意図があります。
- 年越しの瞬間 → FC生配信(有料)
- 後日アーカイブ → Netflix独占配信
「年越しのリアルタイム共有」という一番の価値をFCで収益化し、その後の映像をNetflixで世界に届けるという二段構えの戦略です。
無料の地上波で広く見せる時代から、コアファンとグローバル視聴者の両方を狙うフェーズへ移行したと考えられます。
地上波(テレビ)に頼らない体制強化
旧ジャニーズ事務所は故ジャニー喜多川氏の性加害問題でテレビ局から締め出されたという苦い体験があります。
今まで長いことテレビ局に貢献してきた番組が修了したり、NHKに関しては全ての番組が修了し二年間タレントの起用が見送られました。
2024年にやっと出演が認められたものの実際には音楽番組のドラマ、バラエティなどには出演しておらず完全解禁とはとても言えない状態です。
一方STARTO社タレントがメインのバラエティ番組がネトフリやアマプラで複数配信されています。
このことから考えてSTARTO社が地上波より配信、つまりテレビ局依存型から配信との両立に舵を切ったと考えられます。
カウコン地上波放送なしはなぜ?フジテレビの判断
フジテレビは“カウコンを切った”のではなく、年越し編成そのものを変えた結果です。
フジがカウコンを放送しなかった理由
フジテレビは2025年大晦日、カウコンの時間帯に人気バラエティ番組『新しいカギ』の年越しスペシャルを放送すると発表しました。
これにより、長年「カウコン枠」として親しまれてきた23時台後半の放送枠は物理的に消滅しています。
近年、年末年始の大型音楽特番は「リアルタイムで見てもらえない」という課題を抱えています。
特に若年層では、テレビよりも配信サービスやYouTubeへ視聴時間が移行しており、制作費の高い生中継が必ずしも高視聴率につながらなくなりました。
年末イベントとしての役割の変化
これまでのカウコンは、
- 全国ネットで無料視聴できる
- CMを挟んだテレビ向け構成
- ファン以外も偶然目にするイベント
という「お茶の間向け年末番組」でした。
しかし2025年は、この前提そのものが崩れています。
フジテレビ側も、特定事務所の大型イベント中継に依存せず、自社制作番組で年越しを構成する方針へ完全に舵を切ったと見られます。
カウコン2025は失敗?それとも進化?
テレビで見られなくなった一方で、カウコンは次のステージへ進んだと言えます。
テレビ放送がなくなったことに、寂しさを感じる人も多いでしょう。
しかし、CMに遮られず、高画質で、世界中から視聴される環境が整ったのも事実です。
カウコンは「日本の年末番組」から
「世界に向けた年越しライブイベント」へ進化したと捉えることができます。
【カウコン2025】Netflix独占?フジで放送しない理由を一気に解説まとめ
地上波放送がなくなり、Netflixの世界独占配信になったことで、戸惑った人も多かったはずです。
カウコンは以下の方向で配信されることになりました。
- カウコン2025は地上波放送なし
- STARTO社はNetflixを通じたグローバル戦略を選択
- フジテレビは年越し編成を見直し『新しいカギ』を放送
- カウコンはテレビイベントから配信主軸へ進化した
今回の変更は、突然の判断というより、時代の流れを反映した結果だと考えられます。
STARTO社は、年越しの瞬間という最も価値のある体験をFC生配信でファンに届け、その後はNetflixを通じて世界に発信する戦略を選びました。
これは、カウコンを国内向けイベントからグローバルなコンテンツへ広げるための一歩です。
一方フジテレビも、視聴スタイルの変化を受け、年末年始は自社制作番組に力を入れる方針へ舵を切りました。
テレビならではの役割を模索している段階と言えるでしょう。
テレビで見られなくなったのは寂しいですが、その分、配信ならではの高画質や自由な視聴環境が整いました。
カウコン2025は形を変えて次のステージへ進んだ年と受け止めるのが一番しっくりきそうです。
テレビで見られないのは残念ですが、これも時代に合わせた大きな転換点と言えるでしょう。


